バドミントンの背番号
北上のNPO法人フォルダにお邪魔してきました。帰るときに、このボールペンをいただきました。
フォルダのブログを調べると、
▼6月に、東日本大震災の復興祈願として作ったもの
▼1本、100円以上で購入でき、売上金は東日本大震災の義援金として日本赤十字社へ送金
とありました。
どうか、100円を置いてこなかった鈍感な私を、お許しください。
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文部科学省は今年から「スポーツコミュニティの形成促進」事業を始めました。
この事業は、全国の総合型地域スポーツクラブ等に事業を委託して行われるものです。
内容は、次の3つです。
(1) トップアスリート等による巡回指導の実施
(2)地域の課題解決に向けた取組の推進
(3)小学校体育活動コーディネーターの派遣
詳しくは文部科学省のサイトをご覧いただきたいのですが、
全国で委託先として選定されたのは19クラブあります。
しかし、東北では北上市の「総合型地域スポーツクラブNPO法人フォルダ」の1クラブのみです。
フォルダは東北各県のトップアスリート巡回指導をコーディネートしますので、乱暴に言えば、
この事業の「東北拠点」ということができるでしょう。
これまでのクラブの活動実績や、将来性が文部科学省から高く評価され、日本のロールモデルとしての選定がなされたのだと、私は考えています。
おめでとうございます。
これからも、
岩手のスポーツ・東北のスポーツ、そして日本のスポーツの発展のためによろしくお願いします。
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ということで、今日は、
『「スポーツコミュニティ形成」事業 東北エリア拠点 NPO法人フォルダ オープニングセレモニー』
に行ってきました。北上市の北上市勤労者スポーツセンターが会場です。
フォルダが派遣する主要トップアスリートとして指定されたのは、
バドミントンの
三好奈緒選手と小森美希選手(秋田県・北都銀行、モルディブ国際大会ダブルス優勝などの実績)ですので、
今日は、当然、オープニングセレモニーの後にバドミントンの講習会イベントが計画されていました。
バドミントンをしている、小・中学生が沢山いました。あとで聞くと、66人だったそうです。
三好選手と小森選手だけが来るのかな…と思っていましたが、
なななんと、
北都銀行バドミントン部の、監督、コーチ、女子選手7名の総勢9名がおいでになりました。
(ひゃあ、すごい!)
コートに選手が2〜3人入って、子どもたちを教えてくださいます。
やっぱり、憧れの選手たちに教えてもらうと、眼の輝きが違います。本物の力ですね。
ありがとうございました。
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原田利雄監督のお話によれば、
北都銀行のバドミントンチームは、2007年の「秋田わか杉国体」での活躍を狙って作られたものだそうで、
女子12人・男子4人、合計16人の選手は全員が県外出身者です。
国体が終わってからも活動を続け、バドミントン日本リーグの「1部」に定着し、活躍しています。
国体を契機に、社会人のバドミントン活動環境が向上したということですね。
うらやましいことです。
(でも、全部、県外選手でもなぁ〜)
と、思っていると、監督さんがこうおっしゃいました。
「6年ほど前から、
『さぁ!もっと、バドミントンを好きになろう!』
のキャッチコピーのもと
私たちのジュニアチームである『北都銀行ジュニアバドミントンクラブ』が
活動しています」
(あ、やられた…
これこそが「国体を契機としたスポーツ振興体制の整備」であり、
これこそが「国体のレガシー」なんだよなぁ。
何も残らない、ただやればいい…という国体はいやだな。)
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恥ずかしながら、バドミントンの日本リーグを見たことがありませんでした。
したがって、
今日、日本リーグの選手たちをはじめて見たのですが、こんなことをはじめて知りました。
「バドミントン日本リーグの選手は『背番号』つけている。」
調べると、どうやら、日本リーグでは選手が背番号をつけているようです。
果たして、日本リーグのチームの選手紹介では、すべての選手に背番号がついています。
ちなみに、
三好選手は8番、小森選手は5番、
金子選手は胸と背中の「1」にアンダーラインがありましたので、キャプテンでしょう。
知らないことが沢山ある、私です。