9月の3連休も終わりました。
この3日間、休みだというのに、スーツに革靴の時間が結構ありました。ふぅ。
でも、
名刺を10枚もいただけましたし、昨夜は最高の時を過ごしましたので、良し、としています。
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昨日は
ロンドンオリンピック銀メダリストと夕食をご一緒させていただいておりました。
時々このブログに登場する、
北上市の
総合型地域スポーツクラブNPO法人フォルダが行った、「フォルダ
スポーツマンシップ賞」の授与式に出ていたのです。
初代「フォルダ
スポーツマンシップ賞」に輝いたのは、
ロンドンオリンピックで銀メダルを獲得したフェンシング男子
団体メンバーの、
淡路卓さんと
千田健太さんのお二人です。
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さて、
説明しなければなりません。
今年の冬に、フォルダのスタッフに他の人が数人混じって、
北上駅前で飲み会があったのだそうです。
その数人の中に、スターブランドの村尾隆介さんのプチ
セミナーに参加した人がいて、「アワード」の手法にたいそう興味を持っている人がいたのだそうです。
その人と、フォルダのGM・司東さんが話をしているうちに、ア
イデアが天から降りてきたのだそうです。
(今年はオリンピックがある!そうだ、オリンピック選手を表彰しよう!)
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日本選手が史上最多の38個のメダルを獲得した
ロンドンオリンピックは、大層、盛り上がりました。
大会が終わっても、8月
20日に銀座で行われた
日本選手団パレードに50万人の人々が集まったほど盛り上がっていたことは、記憶に新しいでしょう。
そのパレードの3日前、
8月17日にフォルダのGM・司東さんが
facebookでこんな報告をしています。
来月フォルダスポーツマンシップ賞を授与します。ロンドンオリンピックメダリスト全員に発送しました。トークショーの対談はテレ朝の宮嶋アナお願いします。
聞けば、
ロンドンオリンピックのメダリスト全員にご案内を出したのだそうです。
前代未聞のこのアワード作戦、準備は着々と進んでいたのです。
内容はこんな感じなんだろうなと勝手に想像しています。
ロンドンオリンピックで活躍し、スポーツを通して見る人に勇気と感動を与えたあなたを称えるために、
岩手県北上市の総合型地域スポーツクラブ「フォルダ」が「フォルダ
スポーツマンシップ賞」を授与することにした。
ついては、出席してください。
facebookの写真を見れば、封筒は室伏選手あて、文書は内村選手あてのものが一番上にあります。
本当に全員に出したようです。
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オリンピックメダリストから見れば、国も
自治体もJOCも
日本体育協会も競技団体も関わらない、全くわけのわからない
NPOから「
スポーツマンシップ賞」あげるから、岩手の北上まで来てといわれてもねぇ…と思うだろうと考えるのが普通でしょう。
でも、
敢行したのです。
聞けば、
テレビ朝日の
宮嶋泰子さんはお願いしてあるので、最後は「宮嶋さんのオリンピック話」を押えに考えていたそうです。
そんなこんなで、続々とかえってくる「欠席」のはがきの中に、フェンシングの
淡路卓選手から「出席」のお返事があったのだそうです!
出席はただ一人でも「授賞式」は成立です。
9月1日のタイムスタンプで私あてにこんなファックスが入りました。
時下、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
フォルダでは、設立当初からの理念として、相手を尊重し、審判を敬い、ルールを守るスポーツマンシップを大事にしていくということを念頭に事業展開しています。
ロンドンオリンピックではスポーツマンシップを感じることができた大会でした。NPO法人フォルダは日本選手団でメダルを勝ち取った一部の選手にスポーツマンシップ賞を授与することになり案内したところ、フェンシング銀メダリスト淡路卓選手が出席いただくことになりました。
岩手県北上市内で授与・祝賀会を下記の通り開催いたします。ご多用とは存じますが、是非出席賜りたくご案内いたします。
なお、オリンピック開催時で逐一放送出演していた、テレビ朝日宮嶋泰子アナウンサーをお迎えし、淡路選手のトークショーも開催いたします。ロンドンオリンピックの裏話等も聴けるのではと思っています。
(来てくださる人がいらっしゃったんだ!)
私は、大喜びで出席することにしましたし、
同時に、1月ごろから、私の手帳の9月17日に「フォルダイベント」と書かれていた意味不明の文字の謎が解けました。
そして、イベントの前日の日曜日には、
こんな記事です。
ロンドンオリンピック銀メダリスト千田健太選手から電話があり、明日フォルダに来ていただけることになりました。
な、な、なんと、銀メダルが2人!
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さわやかで素敵なお二人でした。
そして、宮嶋さんが、いろんなお話を引き出してくださいました。
でも、教えません。
来た人だけが得をする…のモットーに従っているからです。
皆さん、こんなチャンスを逃してはいけませんよ。
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イベントに出ながら、すごいなあ…と思っていました。
やれっこないと思ったら、絶対にやれない。
でも、やってみようと思えば、とんでもないことができる。
以前、
ここや、
ここで考えた、
「リミッティング・ビリーフ」のことを思い出しました。
やっぱり、自分の「常識の範囲内」では新しいことは出来っこないな…と感じた一日です。
淡路さん、千田さん、宮嶋さん、そして何より、フォルダの皆さん、授賞式を実現していただいてありがとうございました。
やればできる!
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せっかくおいでになったメダリストですので、
お礼の気持ちを込めて、稽古をつけてあげました。
これで淡路選手は
リオデジャネイロでは金メダル獲得間違いなしです!