やっと
「オーナーシップ」の最終回がやってきました。
その1 として
さあ、
希望郷いわて国体(第71回国民体育大会)開催間近。
この国体に、どう関わろうか…
そして、
その2 として
希望郷いわて国体盛岡市実行委員会が
村尾隆介さんを講師としてお迎えした
「おもてなしセミナー」のお話を述べ、
おまけに、
本当は怠惰なだけなのに、
話が進まない言い訳をして、今日に至っています。
そろそろ着地しないと、
希望郷いわて国体の本大会が始まっちゃいますね。
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9月18日に
Jリーグチェアマンの村井満さんの公演を聞きに行きました。
日本の「新しい形」のスポーツリーグのさきがけ、
Jリーグの理念などをわかりやすくお話していただき、
「地域にスポーツがあること」
を、再び、考えるきっかけとなりました。
9月19日の岩手日報にも、このように掲載されています。
さて、
お話の中で、私の頭の中にはない言葉の使い方が出てきたのです。
「オーナーシップ」
という言葉です。
Jリーグのクラブの評価をするときに
「オーナーシップ」がその指標として存在する…というお話でした。
私は
「オーナー」は
プロ野球のオーナーのように、球団を持っている人だ、という考えしかありませんでしたので、
社長などの、経営方針とか運営方針とかのことだろうと感じたのです。
しかし、
そうではありませんでした。
「選手が提案して行う練習…が行われている時間」を指標として評価している、
そして、
それが「0」というチームもある
ということでした。
調べると
ダイヤモンドオンラインに
村井チェアマンのインタビュー記事があり、こう書いてあります。(無料の会員登録で全文読めます)
「オーナーシップ」というのは、例えば「明日の対戦相手はこういうチームで、自分がマークすべき選手はこういう特徴があるので、今日のこれからの練習はその選手を想定した練習プログラムをやりませんか」といった内容を、選手自ら提案するという行動を指します。選手たちが「オーナーシップ」を発揮した時間を計測し、全練習時間に占めるその割合を出したところ、多くのクラブが0点でした。こういう「オーナーシップ」の考え方を持ったことがありませんでしたので、日本は昔から指導者、先生やコーチから言われる通りの練習メニューを消化するということに、基本的には疑問を感じずにやっています。
愕然としました。
日本のトップに居る方のお話は、とても刺激的です。
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ここで気がついたのです。
国体の関わり方、
おもてなしの仕方…
明日、開幕する、希望郷いわて国体で
選手でも、監督でも、係員でもない私たちに求められていることは
この
「オーナーシップ」という考え方で解決しちゃうんじゃないの…ということに。
どうすればいいの
具体的に示してよ…の「ひと事」ではなく
こうしたらいいだろう、
こうすべきだ…という「自分ごと」にしてしまえば
動きやすいし楽しいだろうなと思い至りました。
がんばりますよ、がんばりましょうね!