がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

One's hands

玄田有史さんの「希望のつくり方」という本の中にあった文章です。声を出して、お読みください。
希望を取り戻す手立てを探るうち、ニートやひきこもりを取り巻く周囲に欠けているものの一つの象徴として、あるとき、ふと思ったことがありました。ある言葉です。彼らが苦しい状態になって以来、おそらくは家族をはじめ、周りの人たちから一切いわれたことがない言葉があります。 それは「大丈夫」という言葉です。
さて、あなたは、「大丈夫」という言葉の語尾を上げて読みましたか、下げて読みましたか? 私は、 語尾を上げて疑問形にしました。「心配だなあ、どうしたの?」という使い方だと思ったのです。 ところが、 読み進んでゆくと、語尾を下げて、「心配ないよ、安心して!」という励ましの言葉だったのです。 「大丈夫」の読み方は、読む人の心が反映されているのかもしれません。 今日もヘトヘトの一日でした。 ********** 今日はとてもありがたい出来事がありました。 全日本スキー連盟が展開している「I LOVE SNOW」キャンペーンを旗印に、関連団体・スキーヤースノーボーダーと連携して、 東日本大震災津波の復旧・復興支援活動を“「I LOVE SNOW」One's Handsプロジェクト”として行ってくださっています。 そのキャンペーンで集めてくださった「東日本大震災復興支援金」を、今日、岩手の誇るスキーヤーの瀦@建さんと、盛岡市の村里洋子さんのお二人が届けてくださいました。 さらに、 瀦@建さんは、「One's Handsプロジェクト」とは別に、「Sglowravo」という活動で集めてくださった支援のお金も一緒に届けてくださいました。 本当にありがとうございます。 スポーツの仲間からの支援、涙が出るほど嬉しかったです。 心より感謝申し上げるとともに、スポーツの一刻も早い復旧・復興を誓っております。 ***** お二人と、しばらくお話をさせていただきました。 スキーの話になるのかなぁ…と思った私の狭さを思い知らされました。 スキーに限らず、被災地の子どものスポーツ、スポーツに限らず被災地の子どもの状況、子どもに限らず被災地全体の復旧、被災地に限らず岩手全体の復旧・復興を考えておられる方々でした。 そのような人たちが、スキーというスポーツを通じて日本中で繋がっているのが良くわかりました。 ありがたい方々ですし、その方々の期待に応えてゆかなければなりませんね。 大丈夫! と語尾を下げて頑張らなければなりません。 ***** あ、こんなところにhirafujiが!