今週になって、紫陽花の花が飾られていました。
4月には、桜が飾られていた「大通り」です。
短冊は春と同じ
「心ひとつに がんばろう東北」
「心ひとつに がんばろう岩手」
でした。
季節はどんどん移り変わっています。
*********
今日は、午前の早い時間に、一つだけ予定が入っていました。
(へへへ、今日は、のんびり…)
と思っていたのですが、さまざまなことがあり、一日中、バタクタとしていました。
もしかすると、出かけている間に、皆さんに迷惑をおかけしているのではないだろうか…
と要らぬ心配をしている私です。
さて、
予定に入っていた講習会では、体罰の話がありました。
スポーツの場、教育の場では絶対に許されない行為です。
前に会議の資料として目にした、朝日新聞編集委員の西村欣也さんが、朝日新聞のコラム「記者有論」で
「『野球道』の再定義 $竭ホ服従からリスペクトへ=vと題してお書きになっていたものを思い出しました。
結びはこうでした。
今なお、体罰という暴力がなくならない日本のスポーツ界。リンチで死者まで出した大相撲も、「かわいがり」と呼ばれるいじめが消えたとは思えない。その暗部をえぐってみせた桑田論文は貴重である。その実践には、体罰は犯罪であるという当たり前のことを、指導者に徹底していくしかないだろう。
ここにコラムの全文
があります。スポーツ関係者は是非お読みくださいね。ところで、「桑田論文」に、何か気がつきませんか?
元読売ジャイアンツの桑田真澄さんが、早稲田大学大学院トップスポーツマネジメントコースの修了時に書いた論文です。
その論文がもとになったコラムなのでした。
「『野球道』の再定義による日本野球界のさらなる発展策に関する研究」という題です。
肝となる部分を私が解釈するとこうなると思います。
武士道精神=練習量の重視×精神の鍛錬×絶対服従
という、戦前から脈々とつながる「野球道」の精神を
=練習の質の重視(science)×心の調和(balance)×自分と他者の尊重(respect)
に変えなければいけない
もしかすると、これ、野球だけの問題ではないように思えます。
せっかくですから、論文のレジュメを読んでみてくださいね。
もっと詳しく知りたい人は
「野球を学問する」という桑田真澄さんと平田鋳j先生の対談が新潮社から出ていますのでお読みください。
とても面白くて、二晩で読めましたよ。