混乱してきました。
個人的には、全国的なイベントは復興の節目を示すツールともなるだろうと考えています。
北東北イン
ターハイが開幕する7月28日は、3月11日を1日目として数えると140日目です。
たぶん静岡に住む
薬屋さんのブログにこんな記事がありました。
今日、店に来た花粉症の高校生が・・・
〔彼は高3年、陸上部で400mHを専門としています。〕
その彼がャcリと
「今年は、東北インターハイの年です。僕はIHまで行けないけれど・・・是非、やって欲しい」と。
3月24日から花巻で開催される予定でしたが中止になった
ハンドボールの全国高校選抜大会の
中止を知らせる文書には、こうありました。
皆様とともに、大震災で亡くなられた多くの方々のご冥福を祈り、ご遺族への哀悼の意を表するとともに迅速な被災地の復興を願いつつ、北東北インターハイで再会できますことを衷心よりご祈念申しあげ、結びといたします。
青森山田高校新体操部のブログにはこう書いてありました。
この震災とさらなる余震の恐れがあるこの時期に大会など・・・
という考えが今は当たり前だとは思いますが、
やはり大会に出場したい!!という考えも決して恥じることはない考えだと思います。
山陰中央新聞の3月18日付の
コラム「明窓」には、こういう記述がありました。
▼高校スポーツの祭典、インターハイは今年、東北4県(青森、岩手、秋田、宮城)で合同開催される。7月28日から8月20日までに29競技があり、選手、監督、大会役員など関係者6万人が集う。何としても開催してほしいものだ
▼高校生アスリートは大会という直近の目標を失ったかもしれないが、今は練習で強い心を育んでほしい。島根県高体連の石田和也会長は「平和であるからこそスポーツが楽しめる。戦いは常に平等、フェアでなければならない。インターハイが震災復興の良いシンボルになってほしい」と本音を漏らす。
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YouTubeに載っていた「北東北イン
ターハイ宮古市開催200日前イベント」(
ここに動画)に出ていた高校生たちを見ているうちに、なぜか涙が出てきました。
やっぱり、「こんな時に」…というご意見もたくさんあります。
でも、私たちは
できる限りのことしかできませんが、できる限りのことをして、復興の節目を皆さんにお示ししたいと考えています。
応援してください。