がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

素振りと助走

昨日は失礼しました。

大会準備や気運醸成をすべきだという意味で「素振り」の記事を次のとおり書きました。

そういえば、2016年の国民体育大会に向けた「素振り」をしている人にはあまりお目にかかりません。

それどころか、

139日後に八幡平市で開催される、スキーのインターハイや、311日後に北東北の4県で開催される、夏の北東北インターハイに向けて「素振り」をしている人も、そう多くはありません。

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今朝、岩手日報を開けてみてビックリです。

「来夏開催インターハイ 選手応援の企画始動 陸上競技会場の北上」

の見出しの記事が目に飛び込んできました。

内容は次のとおりです。

  ▼310日後に開催される「北東北インターハイ」では、

   北上市陸上競技の会場になる。

  ▼全国から訪れる選手への応援企画がスタートした。

  ▼市民が3千枚のTシャツに応援メッセージを書き、

   来年、選手にプレゼントする。

ここまでは、よくある話なのですが、次からの企画で痺れてしまいました。

  ▽市内の小中学校、高校に応援メッセージを依頼するほか、市民にも書き込みを依頼する。

  ▽まず、大会300日前イベントとして、「いわて北上マラソン大会」の開催に合わせ

   10月8日から4日間、

   インターハイ会場となる北上総合運動公園に600枚のメッセージ入りTシャツを展示する。

  ▽さらに、

   インターハイまでのおよそ一年間、市内のイベントにあわせてTシャツを展示する。

やられましたね。

300日間以上、市民を巻き込んでインターハイのキャンペーンを行い続けるこの発想!

この企画は、市でも教育委員会でも高校生推進委員会でもなく、北上市観光協会「きたかみ観光推進室」がおこなっているのだそうです。

菊池広人プロジェクトマネージャーの次のコメントも載っていました。

市民みんなでメッセージを書き、選手を歓迎することを楽しみたい。

みんなの気持ちをTシャツと一緒に選手に届けたい。

おそるべし、きたかみ観光推進室! おそるべし、菊池広人!

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◇素晴らしいですね!

 hirafujiさん、情報と認識が不足していることを、皆さんにさらけ出しましたね、昨日の記事で。

◆情報が不足していたことはよくわかる。

 こんなイベントが始まっていることを、知らなかったんだからね。

 でも、認識不足とまでいわれる理由は無いと思うけど…

◇気がつかない人ですね、これはもう「素振り」のレベルじゃありませんよ。

◆えっ!?

◇もう「助走」に入っています。

◆そ、そのとおり!

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ついでなので、これからの「縁日」をお知らせします。さぁ〜て、どうしましょう。

  10月1日(金) 「北東北インターハイ300日前」

  10月10日(日) 「第25回国民体育大会秋季大会総合開会式40周年」

  10月29日(金) 「第60回全国高校スキー大会100日前」