今日は「彼岸の入り」ですので、百円ショップに行きました。(あ、なんの関係もありませんね…)
「麦茶を作るボトル」を手に取った女性客が、いきなりボトルを傾けて麦茶を注ぐ格好をしました。
あ、素振り(すぶり)!
ゴルフも野球も剣道もしない私は、ここしばらく「素振り(すぶり)」をしたことがありません。
コンピュータは素振りなどせずに、即、入力ですし、印鑑を押す時も一発勝負です。
(いつ頃、何の素振りをしたっけかなあ…)
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素振りは、
予想される身体の動きを、前もって確認しておくという意味で「シミュレーション」の一つかもしれません。
でも、
出来上がりのイメージを持っていなければ絶対に「素振り」は出来ません。
話はかわりますが、
昨日、紫波町で行われた講演会に参加しています。
「2巡目国体に備えて 〜各市町村体協の役割〜」という演題でしたが、
▼40年前の1970年(昭和45年)に岩手県で開催された第25回国民体育大会の時とは、
時代が大きく違うことを認識しないと大変なことになる。
・1970年は「右肩上がり」の時代であり、
その時は、将来は過去の延長線上にあり、「前例主義」「先送り」は合理的な行動であった。
・しかしこれからは右肩が下がる時代。
将来は過去の延長線上にはなく、現在出来ないことを将来行うのは無理なので、
「前例主義」や「先送り」は非合理的な行動となる。
▼したがって、前回の岩手国体を手本として国体の準備を進めるのは非常に危険であり、
新しい発想で準備に取りくむ必要がある。
ということを強調していました。なるほど、そのとおりです。
そういえば、2016年の国民体育大会に向けた「素振り」をしている人にはあまりお目にかかりません。
それどころか、
139日後に八幡平市で開催される、スキーのインターハイや、311日後に北東北の4県で開催される、夏の北東北インターハイに向けて「素振り」をしている人も、そう多くはありません。
前回のイメージで「素振りなしでも大丈夫」と誤解して大イベントに立ち向かうことは「非合理的な行動」になるおそれがあるよなぁ…
と感じた「百円ショップの素振り目撃」でした。
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◇出来上がりを想定して、シミュレーションをする「素振り」…確かに、大切ですね。
でも、hirafujiさん、良くやってますよ!
◆この頃したことがないけど…。
◇わかったふりや、聞いているふり、そして忙しく働いているふり…をよくしてるじゃありませんか!
◆えっ!?
◇「素振り」ですよ、「そ・ぶ・り」!
◆ぎゃふん!