携帯電話を家に忘れたことに気がついたのですが、
(今日はずっと事務所にいるから、大丈夫だ。取りに戻れば、電車に遅れるし。)
と、気がつかないフリをしていました。
電車が発車してしばらくすると、思い出しました。
(あっ、今日の午前中に、確認の電話が携帯電話に来るんだった!)
自宅に電話をして、まだ、出かけていない家内に、確認電話が来ることを伝え、
私の携帯電話が「ムーンムーン」と震えたならば電話に出て、代わりに確認作業に対応してほしいとお願いしました。
昼、少し前に、事務所に家内から電話がありました。
ある競技のある人から、仕事上のカクカクシカジカの用件で私の携帯電話に電話があった…ということです。
それは、それは…と、その方の勤務先に電話をしました。
『ビックリしましたぁ』と仰いました。
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昨日、ある競技団体の方と、しばらくお話をしていました。
やっぱり、2016年の2巡目岩手国体のお話になります。
競技団体としてお金をどのぐらい準備したらいいのでしょうかねぇ…と仰います。
何でそんなことを…と聞くと
ずいぶんお金がかかるらしいですから…とのお答えです。
年上の方でしたが、言わずにはおられませんでした。
『「何をどうしたいから…」が先なんじゃないんですか。
国体は岩手のスポーツ振興の「きっかけ」になるもので、お金を集める機会ではないでしょう。
だいたい、何に使うかわからないお金を集める必要があるのでしょうか。
これをしたいから、このぐらいお金がかかるんだ…という考え方でないとだめでしょう』
選手としての経歴も立派で、これまで競技団体内でも中核となってきた方から、この話でした。
結局、
その方がどうのこうのということではなく、
私たちの考え方が伝わっていないということがわかりました。
伝わらない考えは、ないことと同じです。
あるいは、
私の考え方が間違っているのかもしれません。
間違った考えは、相手に受け入れらないので、ないことと同じです。
いずれにせよ、考え方を「広く世に問う」ことが必要であることは、確実なようです。
大きな、忘れ物です。
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◇それは、ビックリするでしょうね。
◆「クマ」と呼ばれているほど男らしい私に電話をしたのに、女性が出たわけだから、しかも美人の。
◇はい、はい。電話では美人はわかりませんけど。
でも、本当は、そんなことで驚いたのではないと思いますよ。
◆じゃあ、何で驚いたの?
◇きっと、その方は、奥様しか電話に出ることができない状態…
つまり、自分では電話に出られない状態を想像してビックリしたんだと思いますよ。
◆な、なんだろう…
◇急病か事故で手術中とか…とうとう捕まって留置場とか…
◆げげっ。そんな心配はご無用なのにね。不死身と潔白を誇るこの私にはね!
◇はい、はい。
死ぬまでは「不死身」で、裁かれるまでは「潔白」でしたね!