がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

三日月と星

今日の西の空は見事でした。

三日月の懐に、たぶん、金星が抱かれていました。

私のカメラには写りませんでした。

写らなくてもいいのです。

やっと最近、すばらしいものが、すべてカメラにおさまるとは限らないことが分かりましたから。

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昨日書いた、シーウェイブス藤原選手の記事を読み返している時、サントリーサンゴリアス清宮監督のトークショーでの発言を思い出しました。

岩手県の社会人ラグビーを再編成して、この春から発足した 「イーハトーブリーグ」 に関することです。

私が、イーハトーブリーグについて感想を求めると、

清宮監督のお話は、こうだったと覚えています。

 ▼イーハトーブリーグについては聞いている

 ▼すばらしい企画だと思う

 ▼つまり、誰でもがシーウェイブスでプレーする可能性があるということ。

  たとえば、岩手大学の学生がシーウェイブスに入ってプレーすることが出来ること。

  がんばれば夢がかなうこと。

私たちは、

がんばったならば、夢がかなうシステムを作っておかなければならないんだな。

もしかしたならば、「格差」ってこのことなのかも知れないな…と、同時に思いました。

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◇あら、その雑誌、おととい乗ったという新幹線から盗んできましたね。

◆なんと言う!人聞きの悪い。ちゃんと「ご自由にお持ち帰りください」って書いてあるでしょ!

◇はいはい。でも本当に持ってくる人はあまりいませんが…。で、何で盗んでまで?

◆これです、内館牧子さんの巻頭エッセイ「プロレス都市・仙台」(トランヴェール6月号)です。

 みちのくプロレスのお話が載っています。

◇ははは、知っています。

 おとといの、矢巾町総合体育館での、みちのくプロレス蛍光灯デスマッチ」が、

 北上市に行かなければならなくて見られなかったんで、相当、悔しがっていましたものね。

◆ちがうよ。で、内館さんは

  ・1993年に盛岡で旗揚げされた時には、驚きを通り越してあっけにとられた

  ・長くはもつまい。誰もがそう思っただろう

  ・なのに、今年で14年がたつ

  ・東京のメジャー団体とは一線を画した個性を守り抜いたこことが、成功の原因の一つ

◇どれどれ。ほほう、そして

  『改めて思う。各地方都市が中央に対する武器は、オリジナリティだ。その地方の匂いだ。

   ミニ東京は本物の東京には勝てない』とあります

◆それで、盛岡駅前の「滝の広場」で立ち止まった、中年酔っ払いはこう呟いたんだ。

◇!?

◆よし、ここを国民体育大会のクライミング会場にする!

◇えっ?

◆クライミングボードを仮設して、盛岡駅徒歩0分の競技会場をつくるんだ…とね。

 全国初だよ、駅が会場は。ここでしか出来ないよ。

◇もう一つ、アイデアがあります。

 山岳競技が終わったら、砂を敷きつめて、公開競技の「ビーチバレー」やりましょう!

 駅前スポーツ盛岡!

◆おお、それ採用!

◇とろで、内館さんは東北大学の先生ですよね。大丈夫でしょうか?

◆何が?

◇だって、仙台は東北なのに「関東エッセイ」ですって!

◆「関東」じゃなくて「巻頭」。

◇あらあら、平藤さんも大丈夫ですか?仙台は秋田じゃなくて宮城ですよ。

◆えっ?

◇竿灯は秋田でしょう!

◆……。