0.176秒!
優勝したカザフスタンのチームは、500mを1分34秒322で漕いだ。
計算すると秒速は約5.3mである。
2位の水本・松下組は、優勝チームに遅れること、0.176秒…距離にして93.3cm!
今日、石川県小松市で行われた、
カヌーの北京オリンピックアジア最終予選、カヤックペア500m決勝の結果は、
1位 1分34秒322 カザフスタン
2位 1分34秒498 日本
・松下桃太郎(石川県カヌー協会)
3位 1分37秒137 中国
残されている北京オリンピック出場枠は
各種目とも、あと「一つ」だけでした。
本当に残念です。
3位以下とは大きなタイム差がありますから、レースは、カザフスタンと日本の一騎打ちだったのでしょう。
とにかく、彼らは、
世界まであと1m足らずまで迫っています。でも、きっと、この1mがどの1mよりも、厳しいのでしょう。
そして、私たちは、
彼らが「93.3センチ」を克服するために、どんなお手伝いをすることができるのでしょうか。
(予選会のすべての決勝記録は ここで 見られます。)
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また一歩、その先を目指して
昨シーズンから始まった、岩手県の社会人ラグビーリーグ「いわてイーハトーブリーグ」が掲げる、
今シーズンのキャッチコピーです。
公式プログラムには「イーハトーブリーグ・岩手県地域代表クラブトップリーグ」と書かれています。
今日は、盛岡南公園球技場で
開幕戦の「紫波 vs 滝沢」と「北上矢巾 vs 宮古釜石&SW」の2試合がありました。
【全チームが勢ぞろいした開始式】
【左:滝沢南中学校新体操部のアトラクション 右:第二試合の様子】
「コンセプト」もすばらしかったので、
以下に公式パンフレットの1ページに記載されている文章を、「まる写し」しておきます。
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県北、県南、沿岸それぞれの地域や街を代表する5チームが、
それぞれの土地に散らばっているところ、
イーハトーブリーグに挑むために一同に会して、激しく戦うラグビーを展開する。
そこに地域の誇りがあり、負けない気持ちがあり、友情がある。
シーウェイブスの選手とともに、
もっともっと高いレベルのラグビーを目指して、切磋琢磨する中から、
「ラグビー王国」復活のため、
岩手を代表するそれぞれのチームが、東北地域へ、関東地域へ、そして全国のステージへ。
さらに大きく飛躍して、愛する郷土に栄冠を持ち帰る日の来ることを、
きっと必ず、夢から現実にするために、
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◇いい言葉ですねぇ。
『また一歩、その先を目指して』
◆きっと、水本君もそう思っているよ。
きっと、何かを「決意」したよ。
◇思い出しまいた。「目標」は、いつか「決意」に変わるんでしたよね。
◆がんばれ★岩手!