【I組】
◇あら、今年から県民体育大会のスキー競技会に「ハンディ部門」が出来たって記事がありますね。
(岩手日報1月22日朝刊→)
あれですよね、
片足の不自由な方が「立って」1本のスキーに乗ってすべる「スタンディング」や、
両足の不自由な方がチェアスキーに「座って」すべる「シッティング」。
◆よく知っているね。さすがです。
◇だって、去年のトリノパラリンピックには、岩手大学の学生、狩野亮選手が出てましたから。
hirafjiさんも こんなに 記事書いてましたよ!
◆そうだったね。で、今回は、なにやら、聞くところによると、
県スキー連盟からは「安全に競技させることは出来るが、参加させてよいか」という問合せだったそうです。
◇前向きだったんですね。
◆道具はちょっと違ってはいるものの、
スキーの仲間を受け入れたい、また、普段の練習の成果を発揮する場を設けてあげたい…
という気持ちだったんだろうなと、勝手に想像しています。
◇「危ない」という先入観から、
リフトに乗せてくれなかったり、十分な練習環境を与えられなかったりしているのが現状のようですが、
スキー場や主催者に『受け入れる力』があったのでしょうね。
【ボランティア】
◆でもね、現場ではドキドキものでした。
◇あら、なぜですか?
◆私たち旗門審判員に自信がなかったのです。
◇何についてですか?
◆2本のスキーではないスキーヤーの通過判定。
普通のスキーでは、旗門と旗門の間を2本のスキーが通過せねばなりませんが、
(1本でスタートしているし、2本のスキーで滑れというには無理がある。よって、通過…だろうな)
と判断したと思います。
◇あら、まあ。
◆結局、正解でしたが…。少し考えさせられました。
◇なにを…ですか?
◆ボランティアの役員の受け入れ態勢についてです。
◇ああ、ずうっと前の、 この話 関連ですか?
◆よく、覚えていたね。感心するよ。
◇へへへ。検索エンジン使うんです。とても覚えきれません。前になんか似たようなこと考えたなぁ〜と。
◆なるほどね。自分のことも検索エンジンに頼っちゃうか…少し変ですね。まあいいか。
おっと、本題。
新しい方々を受け入れるには、その方々のトレーニングが必要ですよね。
◇そうですね。
「新しい方」も「これまでの方」も皆さん「役員」ですから、一定の知識・技能を持っていなければなりませんよね。
◆で、ボランティアを募集して活躍していただくには、そのトレーニングのために相当な労力が必要でしょう。
これも「受け入れる力」なんだろうな…と、考えました。
あと、9年…間に合うべか?