がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

大震災と宣誓

今日は「のじぎく兵庫国体」前半の最終日。明日から後半の競技が始まります。

日を追うにつれて少なくなってきた、各県の本部役員・競技会関係者もの人たちも、今晩からまた増えはじめ、夕食会場は昨夜の3倍はおられます。

今日の岩手県選手はボクシング・自転車・シンクロナイズドスイミングのみの出場。

ボクシングと自転車は最終日なので午前で終了です。

私は帯同ドクターらとともに、ボクシングに。

前半は相手ペース、後半は岩手ペース。

どちらの手があげられてもおかしくないほどの接戦をものにして、成年ウエルター級は、黒沢尻工業高校から東洋大学に進んだ、岩手県の小原佳太選手が優勝です。

(写真:優勝した小原選手=左と、準優勝の福島県佐藤選手=右)

接戦だっただけに嬉しさ倍増でした。

その後

午後一時前の新幹線で帰る、メディカルスタッフを新神戸駅まで送り、少し遅めの昼食。

やっと時間がとれたので

みんなが口をそろえて『日本人なら是非行くべきだ』という

「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」 へ。

確かに、

行くべきです。

「大震災ホール」で上映される『復旧・復興に向かうまちと人をドキュメントドラマで表現します』という映画には、やられてしまいました。

その中の

『いろんな人が手伝いに来てくれた』のフレーズを聞いた時、なぜか、開会式での選手代表宣誓のことばが思い起こされました。

『宣誓』

  ありがとう 心から 兵庫から。

  震災から11年。

  これまでさまざまな方々にご支援いただき、新しく生まれ変わった、この兵庫の地で、

  たくさんの人々の応援や支えにより築き上げられてきた、このすばらしい舞台に、

  最高のパフォーマンスをし、感謝の気持ちを自分たちの力にかえて、

  競技することを誓います。

    平成18年9月30日 のじぎく兵庫国体 兵庫県選手団 陸上競技 小林祐梨子

ああ、こういうことだったんだな、

のじぎく国体のスローガン「“ありがとう”心から・ひょうごから」の意味は…