がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

植村直己冒険賞

3月25日の岩手日報夕刊の『時の人』で『植村直己冒険賞の受賞が決まった永瀬忠志さん』の記事を読みました

永瀬さんの功績は

1975年から30年かけリヤカーを引き、世界各地を徒歩踏破。それまでの距離は4万107キロになり、地球赤道一周距離に到達した。

2005年は、再度リヤカー(田吾作ジュニア3号)を引き、1975年に行った日本縦断と同じルートで、お世話になった人へのお礼を兼ねて、北海道から鹿児島まで3,000キロを79日かけて踏破した。

とのことでしたが、恥ずかしながら『植村直己冒険賞』は初耳でしたので、さっそく調べてみました

兵庫県日高町(現在、市町村合併豊岡市日高町)が

日高町出身の故植村直己氏を記念して96年から表彰している様子です

賞を作った目的は

「不撓不屈の精神によって未知の世界を切り拓くとともに、人々に夢と希望そして勇気を与えてくれた創造的な行動(業績)について表彰する」ということです

詳細は植村直己冒険館のサイト→ 植村直己冒険賞 をご覧下さい

これまでの受賞者は

次のとおりですが、その内容がすごいですから、是非、先ほどの「植村直己冒険賞」のページで確認して下さい

 96年第1回 尾崎  隆「幻の山ミャンマー最高峰カカボラジ初登頂」

 97年第2回 米子 昭男「左腕を失うハンディを乗り越えヨットで大西洋・太平洋単独横断」

 98年第3回 関野 吉晴「人類の旅5万キロをたどるグレートジャーニーの冒険」

 99年第4回 大場 満郎「史上初の北極海単独横断と南極大陸約4,000キロの単独横断」

 00年第5回 神田 道夫「熱気球でヒマラヤ・ナンガパルバット(8,125m)越えに成功」

 01年第6回 中山嘉太郎「中央アジアシルクロードを駆け抜ける」

 02年第7回 山野井泰史、妙子「ギャチュンカン峰(7952m)の登頂に成功」

 03年第8回 安東 浩正「日本人初の厳冬期シベリア単独自転車横断」

 04年第9回 渡邉 玉枝「女性世界最高齢で8000m峰5座目となるローツェに登頂」

大きな夢を達成することができた、つまり、夢を最後まであきらめなかった人たちがいただける賞なんですよね

表彰された方々のお話を聞いてみたいし、子どもたちとその親御さんとに、是非、聞いてほしいなあと思います

また、表彰している町の方にもお話を伺ってみたいなと思っています

『夢と希望と勇気』を育てる大きなヒントがいただけるでしょうね

【追】岩手県の『すばらしい人』の記事が こちら にあります