今年度もあと1週間、全国高校選抜大会花ざかりというところです
これまで
県勢は挙ケ男子団体で福岡高校が準優勝(昨年は優勝でした)していますし、
今日の自転車競技では、平舘美輝さん(紫波総合高校)が2000mインディヴィデュアルパーシュート(個人追抜き)で、見事3位入賞の速報がありました
また、高校選抜大会ではないのですが、第1回全国高校カーリング選手権では岩手選抜が準優勝という成績を残しています
選抜大会は、これからまだまだ競技が行われます。活躍を期待しています
さて
今朝の岩手日報を見ていると
「初開催となったなぎなたは個人で男子の松阪翔太郎(盛岡市立高校3年)、…<略>…が3回戦に駒を進めた」とあります
へぇ〜、男子のなぎなた選手が県内にいたのか!と調べてみると
▼スポーツ少年団登録状況(17年度) 全国で男子125人(女子は983人) 岩手県は男子12名(女子29人)
(全国高校体育連盟には女子の数字しかありませんでした)
また
▼全日本男子なぎなた選手権は今年で5回目
▼全日本学生なぎなた選手権ではオープンとして男子競技が実施されている
▼全国中学生なぎなた大会(ジュニアオリンピック)では男子の部が実施されている
という状況で、男子選手も結構活躍しているようです
たしかに「武蔵坊弁慶」は「なぎなた」の使い手として知られています。なぜ、女子中心の競技になったかということは、全日本なぎなた連盟のサイト→ なぎなたとは? のページに詳しいので省略しますが、男子が行っておかしいというものではありませんね
ところで
岩手県では、男子なぎなたも、カーリングも高等学校には「部活動」として設置されていないものです
つまり、その活動は「地域」のクラブで行われていると考えたほうが自然でしょう
学校に部がないと、選手の活動と学校のスケジュールなど、色々と不都合が出てきて、校外での活動は続けづらいものになると思います
選手たちのために、「学校」と「地域スポーツクラブ」の連携を図る必要があるでしょう
「少子化」・「スポーツに対するニーズの多様性」これらの問題に対応するためには、一度、これまでのスポーツに対する考え方を検討しなおす必要があると考えます
◆これまでは、企業や学校がスポーツを支えてきた
◆これまでは、企業や地方公共団体がスポーツに関する資金を提供してきた
『地域で自腹でスポーツをする』ということについて一度考えて見ませんか?
【追】
学校や企業がこれまで果たしてきた役割を否定しているのではありません。社会情勢の変化からの検討の必要性を述べました
【追の2】
『地域で自腹でスポーツをする』ことは10年ほど前から言われていることで、新しい考え方ではありません。私を含めて、知らなかっただけです