がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

岩手大学 浅沼道成 教授退職記念祝賀会

3月9日に「国立大学法人岩手大学 浅沼道成 教授退職記念祝賀会に参加してきました。

浅沼先生は、岩手大学 人文社会科学部 人間文化課程の教授で、スポーツ社会学を専門とする方です。(研究者詳細 - 浅沼 道成

スピーチを依頼され、皆さんの前でお話しようとしたこと(このとおりにはお話ししていませんが…)を、備忘として書いておきます。

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岩手県障がい者スポーツ協会の平藤です。

私は、
県教育委員会事務局、県体育協会などの、スポーツに関する事務局仕事に携わってきました。
その間、
浅沼先生とは、
岩手大学の先生としてはもちろん、
テニス協会の理事長・会長として、また、各種委員会の委員として、ご一緒したり、お世話になったりしてきました。

浅沼先生が素晴らしいなあ…と感じていることを、今日は、3つに絞って、お話しします。

❶必要だと考える実行組織を作って、事業を実施すること

既存組織では実行しづらい事業を効果的に行うための組織を作り、
実働させる力には感服しています。

・総合型地域スポーツクラブ まつぞのスポーツクラブ
・NPOテニスチャレンジいわて2020
・いわて生涯スポーツネットワーク

❷多様な方々と繋がっており、そのつながりを岩手に生かしてくださっていること

・2018年のデビスカップ盛岡開催

・新町スポーツクラブ 小出利一
・陸上競技 朝原宜治、バレーボール柳本晶一
・自らが養成した人を県内で生かす
  クラブアドバイザーの育成・活用

❸地域に根差した研究を続けていること

・岩手のスポーツ状況を検索すると、岩手大学ネット上に公開されている浅沼先生の論文がヒットします。
・ビッグブルズのホームゲームに行くと、学生がアンケート調査をしていた

■まだまだ活躍してほしい
今後、どのようなお立場で岩手のスポーツに関わってくださるのかは、
わかりませんが、
常勤の職を退くと、みえてくることがたくさんあります。
私は、それを見ているだけなのですが、浅沼先生のお力をもってすれば、
新たな組織や人を作り出し続けるだろう、
あるいは、
新たな組織を作り人を育て続けるだろうと、確信しています。

これまでのご尽力に心より敬意を表するとともに、
岩手のスポーツへの引き続きのご支援をお願いして、
スピーチを閉じます。
ご退官、おめでとうございました。

【祝賀会での様子の合成写真。記念品贈呈者(左)も花束を贈った人(右)も、浅沼先生に教えられた人で、なんと、二人とも、現在、岩手県体育協会で働いている】