がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

床屋さんで/「外の人」に発信しているか

昨日は、床屋さんに。
待合室に座って、マガジンラックに目をやると、
おお、みたことのあるパンフレットが!

岩手県営スポーツ施設を管理し、生涯スポーツを中心としたスポーツ振興事業を行っている、岩手県スポーツ振興事業団の広報誌「スポーツホットライン2023」が置いてありました。

よく間違えられるのですが、
私が勤めている、岩手県体育協会ではない団体です。
基本的には、
体育協会が、競技スポーツの振興を図り、
スポーツ振興事業団が、生涯スポーツの振興を進める…という違いがあります。
これは、
スポーツ振興事業団が県の出資法人として財団法人になった昭和60(1985)年ころの、スポーツの分け方で、
今や、県体育協会内に、
『県民の誰もが、いつでも、いつまでも楽しむことができる豊かなスポーツライフの振興及び、生涯スポーツ振興を実現するため、地域住民が主体となって運営する「総合型地域スポーツクラブ」の創設、育成支援を行って』いる「岩手県広域スポーツセンター」が置かれていたりする状況で、
どうも時代に合わないなぁという感じがします。

多くの方々は、
どちらがどちらで、どちらが何をしているのかよくわからず、ご迷惑をおかけしています。
組織を一つにすればいいのに…と、県に言ってはいますが、現状は変わらず。
残念に思っています。

あ、
こんな話をしたいのではありません。

私たち、岩手県体育協会も広報誌を出していますが、
その配布先が、
「県内小中高等学校、各競技団体、賛助会員の皆様に配布中」と公表されています。
今は、市町村の体育・スポーツ協会にも配布されているはずですが、
どう見ても、
街の床屋さんには配布されている様子はありません。

私たちの広報誌は「身内」だけにしか見てもらっていません。
たぶん、
これも1980年ごろの考え方でしょう。
このままでいいのか、変えた方がいいのか…考えるべき時なのです。

ということで、
もう一度、
岩手県体育協会広報誌「体協いわて」に私が寄せた
「岩下の新生姜」の「新」のお話を引いておきます。

ある日、競技会場からの帰り道に「岩下の新生姜ミュージアム」を見つけちょっと寄ってみた時に、大切なことを知ったのです。
新生姜の「新」は、新米とか新酒とか、今シーズンの初ものという意味だと信じ込んでいたのですが、それは私の思い込みだったのです。
日本のものとは品種の違う台湾の生姜を「低塩・低温漬、冷蔵コンテナ輸送、冷蔵保管」の新しい技術で商品化したということでした。
「今までにない新しいタイプの生姜漬」という意味の「新」であることを知ったのです。新生姜の「新」は、毎年繰り返すシーズン初めの「新」ではなく、全く新しい考え方で作った、つまり、バージョンアップしたことを表す「新」だったのです。

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ご一読を。