がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

岩下の新生姜/体協いわて「理事長あいさつ」

公益財団法人 岩手県体育協会 の広報誌「体協いわて」第91号(令和4年12月)が、Webにアップされました。

今号の主な内容は
◆第77回国民体育大会 結果・入賞者コメント
◆第22回全国障害者スポーツ大会 結果・優勝者コメント
◆日本スポーツマスターズ2022 岩手大会 結果
◆岩手県体育協会表彰
◆特別国民体育大会冬季大会スキー競技会「いわて八幡平白銀国体」
◆総合型地域スポーツクラブ 登録・認証制度スタート‼    
全ページが、この下線部をタップするとお読みいただけます。
どうぞご覧ください。

そして、
体協いわて につきものの「理事長あいさつ」は
岩下の新生姜の「新」の意味に気づいて、愕然とした話…です。

あ、
写真は「岩下の新生姜ミュージアム」での、お昼ごはんごちそうさまでした!のものと、理事長あいさつページの合成。
ミュージアムでは、ちょうど、
アイドルマスター SideМ × 岩下の新生姜 ピンクつながりコラボ」期間中で、
コースターやランチョンマットが限定モノでした。
ちょっと恥ずかしかったのですが、ワクワクもしました。

おっと、肝心の理事長あいさつですよね。
これです。

***

待ちに待った第77回国民体育大会(いちご一会とちぎ国体)が3年ぶりに、
第22回全国障害者スポーツ大会(いちご一会とちぎ大会)は4年ぶりに栃木県で開催され、
県選手団が日ごろの成果を発揮する場を得ました。
国体に参加しましたが、
地元の観客の声援も会場に響きわたり、競技の様子と相まってワクワクした大会が運営されました。感染症の拡大を防ぎながらスポーツ大会の楽しさも伝える工夫をなさった主催者の皆さまのご労苦に、心から感謝申し上げる次第です。
県内でも、
9月の日本スポーツマスターズ、10月のクライミングワールドカップ最終戦など
大規模イベントが関係機関・団体のご尽力により開催されました。
そして、
来年の2月には八幡平市で特別国民体育大会冬季大会スキー競技会が開催予定であり、県内の方々のスポーツに対する興味、関心は、高まりを見せています。
とはいえ、
イベントの成功には、レベルの高い試合や地元選手の活躍が欠かせないものですので、競技力の向上についても岩手のスポーツ界が一丸となって、しっかり取り組まなければならないと、決意を新たにしております。

さて、
第77回国体では、感染症の影響で思うような強化事業が行えない中、
競技団体の皆さまが工夫を凝らして競技力の維持に努め、
ボート、ボクシングの優勝をはじめ20競技で競技得点を獲得するなど健闘
しました。

その結果、
男女総合成績では30位と3年前の74回茨城国体から順位を一つ伸ばしています。
しかし、
目標としていた「男女総合順位東北1位」を達成することはできませんでした。
東北1位を目指して果たすことができなかったのは、茨城国体に次いで2回目です。
反省し、新たな行動を
起こさなければなりません。

話は変わります。
国体の選手団本部として栃木県に行った際に、テレビコマーシャルでよく見る「岩下の新生姜」が栃木の製品であることを知りました。「おつまみになった岩下の新生姜」という商品を発見し、ポリポリおいしく食べていたのですが、
調べると、
生姜の旬は9・10月。新生姜のちょうどよい時に来られたなと思っていました。

ところが、
ある日、競技会場からの帰り道に「岩下の新生姜ミュージアム」を見つけちょっと寄ってみた時に、大切なことを知ったのです。
新生姜の「新」は、新米とか新酒とか、今シーズンの初ものという意味だと信じ込んでいたのですが、それは私の思い込みだったのです。
日本のものとは品種の違う台湾の生姜を「低塩・低温漬、冷蔵コンテナ輸送、冷蔵保管」の新しい技術で商品化したということでした。
「今までにない新しいタイプの生姜漬」という意味の「新」であることを知ったのです。新生姜の「新」は、毎年繰り返すシーズン初めの「新」ではなく、全く新しい考え方で作った、つまり、バージョンアップしたことを表す「新」だったのです。

新型感染症は、発生以前のことをそのまま繰り返そうとする事業に大きな打撃を与えています。これまでのサイクルをうまく回せないのです。
しかし、
私たちは、元のサイクルに戻して、新米に、新酒に、期待することをし続ける、シーズン型の「新」を求める気持ちを持っていたことは否めません。

感染症拡大防止を最優先として3シーズンを過ごしてきた現在、目標を定め、その達成のために新たなシステムをつくる、今のシステムを大胆に改変する…というバージョアンアップ型の「新」が求められています。

ここが岩手のスポーツの踏ん張りどころ。がんばりましょう。

(原文のpdfが この下線部をタップしたところ にあります)

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どうぞよろしくお願いいたします。