がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

6年前の国体選手団

昨日、岩手県体育協会は

第72回国民体育大会(愛顔つなぐえひめ国体)の岩手県選手団の発表を行いました。

The Iwate delegation of national sports festival was announced.

So I thought about Iwate sports six years ago.

その様子が、

夕飯時の岩手県内のニュースで流れ、

見たことのある顔にびっくりしたり、吹き出したりした方々もたくさんいらっしゃたことでしょう。

見逃した方のために、

岩手めんこいテレビ」の動画ニュースにリンクしておきます。

下の画像をタップして動画をご覧ください。

http://www.fnn-news.com/localtime/iwate/detail.html?id=FNNL00054564

それはさておき、

発表の内容は

岩手日報のネット版にこうあるとおりです。

県体協(会長・達増知事)は19日、

第72回国民体育大会「愛顔(えがお)つなぐえひめ国体」(30日開幕)の

本県選手団を発表した。

人数は昨年の岩手国体より364人少ない569人(会期前競技含む)で、

37正式競技中ラグビーとサッカーを除く35競技にエントリーした。

岩手国体では天皇杯(男女総合成績)2位と躍進したが、

今大会は10位台を目標に掲げる。

***

2006年第61回の兵庫国体から

それまでの夏季大会と秋季大会が

「本大会」という名前で一つの会期に統合されました。

本大会導入後の選手団人数、出場競技数を調べ、

さらに、

男女総合成績(天皇杯成績)の競技得点と順位を調べ

下の表にまとめてみました。

白抜きが「ベスト3」です。

今年の岩手県選手団の男女総合順位の目標は

「10位台」ですので

順位はこの12年の、2番目または3番目を狙っているということです。

当然、

男女総合の競技得点も、2番目、3番目をとらなければなりません。

なお、

選手団人数は、3番目ですが、

出場競技数は、4番目が確定しています。

目標達成は、そう簡単ではありません。

皆さまの応援を、よろしくお願いいたします。

***

さて、本題。

2011年第66回山口国体の落ち込みに、気がつきましたでしょうか?

出場競技数の「35」以外は

選手団人数 ・448人

男女総合順位・ 41位

男女総合得点・715点 はどれもこの12年の最低です。

その年は東日本最震災津波の年です。

こんなにダメージがあったのです。

そして

驚いているのは

男女総合得点の「種別内訳」です。

国体には、

年齢と性別で

成年男子、成年女子、少年(概ね18歳未満)男子、少年女子の4つの種別があります。

いかがですか、

成年男子、成年女子の落ち込みぶり。

思い出せば、

高校生を含む子どもたちや

高齢者の方々には、

スポーツ・身体活動を含む

震災津波からの復旧のためのさまざまな手立てが施されましたが、

私が知らないだけかもしれませんが、

「成年」のスポーツに対しては、特別な事業が行われた記憶がありません。

それどころではなかったか、

気がつかなかったかが原因だと思います。

「成年」の方々には、申し訳なかったなあと感じます。

ときどき振り返ってみると、大切なことに気がつきます。

そして、

ときどき振り返ってみないと、大切なことを忘れてしまいます。