がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

岩手スポーツクイズ「S級」/トラックと東京2020の関係を述べよ

昨日、6月13日、会議の帰りに盛岡市内で見かけたトラックです。

一関市千厩町にある、廃棄物運搬収集や小型家電リサイクルなどをしている、
ニッコー・ファインメック(株)[→ Link ]のトラックでした。

調べると、
トラック後部の扉に書かれたこの絵は、
「今年も、社員のこどもたちから交通安全絵画を募集し」て[→ Link ]その絵画でラッピングしたものだそうです。
デザインもそうですが、「ただいまが毎日続く幸せを。」というスピリッツも素敵です。
みんなを大切にしてる会社のようです。

***

さて、
久々の「岩手スポーツクイズ」。今回は、難問の「S級」。

【問題】
先ほどの写真のトラックと、東京2020オリンピック・パラリンピックとの関係を、200字以内で、答えてください。

【ヒント】
❶都市鉱山
❷岩手県一関市、青森県八戸市、秋田県大館市
❸メダル

【解答例】
岩手県一関市にあるニッコー・ファインメック(株)の小型家電リサイクル事業者認定を知った一関市長が、
使用済み小型家電から金属を取り出しオリンピック・パラリンピックのメダルに使用することを、
八戸市・大館市とともに両大会組織委員会に提案した。
そのアイデアが「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」となり、全メダルがリサイクル金属で作られた。
その結果、リサイクル意識の向上がレガシーとして遺された。
(ぴったり200字!)

プロジェクトが始まったのは2017年。ニッコー社が国の小型家電リサイクル事業者に認定されたのを知った一関市の勝部修市長が、青森県八戸市と秋田県大館市とともに「リサイクル金属でメダルを」と、国や東京五輪・パラリンピック大会組織委員会に提案したのがきっかけ…
(リサイクルメダルを次代へ…一関の業者、資源回収進歩に手応え、読売新聞オンライン、2021/08/08 ↓)

どうでしょう、
1)結びつきましたか「一関市の会社とオリンピック・パラリンピック」

どうでしょう、
2)思い出しましたか「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」

どうでしょう、
3)参加しましたか「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」

どうでしょう、
4)向上しましたか「リサイクル意識」

そして
5)実行していますか「リサイクル」

***

では、自己採点

①結びついたか「一関市の会社とオリンピック・パラリンピック」
 △調べて結びついた

②思い出したか「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」
 ○思い出した

③参加したか「都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト」
 ○参加した(古いデジカメを回収箱に)

❹向上したか「リサイクル意識」
 ×オリンピック・パラリンピック契機では向上していない

❺実行しているか「リサイクル」
 ×オリンピック・パラリンピック契機では実行していない 

ああ、なんという!
肝心のところ、狙うところが×なのでした。
私には、
リサイクルのレガシーは、残っていないのです。

***

2019年の3月に
「私の事前風化/都市鉱山プロジェクト」というブログ記事を書いています。

私が、
2018年の1月に
回収専用ボックスに、デジタルカメラを入れたこと[→ Link ]すら忘れていたことに気づき、
「事前風化」してしまっていることに愕然としています。

災害体験の風化…などという言葉をよく耳にしますが、

私の場合、
まだ終わってもいないことの「印象・記憶」すら失われていたのです。
何といえばよいのでしょうか、事前風化でしょうか、

いずれにせよ、
愕然としたわけです。
(私の事前風化/都市鉱山プロジェクト、2019-03-04、 Link

事前風化、風化、
そして、
あとかたもなくなっている忘却…気をつけねば。

***

私は、これからこうします。

■なにか面白いものを見つけた時は、ストックしてある面白いものと繋いでみる
■面白ストックがなくなってしまわないよう、キョロキョロし続ける
■アウトプット(覚えている、参加した)にとどまらず、アウトカム(行動を変えた、何かを残した)がもたらされているかを確認する