岩手県盛岡市の「さわや書店フェザン店」に、こんなコーナーがありました。
10年以上も、岩手県を中心に定期発行されている雑誌・岩手スポーツマガジン「スタンダード」に
「スポーツを読む!」という連載ページがあります。
最新号のそのページにはこういう説明書きがついていました。
絵や文字もあなたに
スポーツ体験を与えてくれます。
今回も「さわや書店フェザン店」の
竹内敦さんに、
この時期おすすめのスポーツ書籍を
紹介してもらいました。【Standard岩手(スタンダード岩手) Vol.83 5-6月号 (2022-04-30) [雑誌] | 山口北州印刷 | スポーツ | Kindleストア | Amazon】
そして、
さわや書店フェザン店のこのコーナーのポップ(写真:左上)には、こうありました。
雑誌「スタンダード」で紹介
した本を中心に、おすすめの
スポーツ読みものを集め
ました。
(すごいな!フェザン店、おそるべし!竹内店長)
***
6月12日(正確には13日深夜)にTBSの「S☆1」というスポーツ番組で
「岩手は凄いぞプロジェクト~スーパースターを輩出する岩手を総力取材~」と題した番組が放送されたそうです。(あ、起きていられず、見逃しました…)
上のTBSのTwitter[→ Link ]の絵にあるように、
岩手アスリートは
アメリカ大リーグ野球…大谷翔平、菊池雄星
日本プロ野球…佐々木朗希
スキージャンプ…小林陵侑
スノーボードビッグエア・スロープスタイル…岩渕麗楽
と、世界の、日本のスポーツ界で大活躍。
この番組の中でも、さまざまな方々が、その理由となる考えを述べたのでしょう。
私も、その理由を問われることがあるのですが、
本当のところは、わからないのです。
***
駅の本屋さん「さわや書店フェザン店」の「スポーツを読む!」コーナーを見て、
(これも、理由の一つだろうな!)
と考えました。
スポーツって、するだけじゃない。
会場に足を運んで、観戦したり応援したりするだけじゃない、
テレビやコンピュータやスマーフォンの画面で見るだけじゃない、
本を読んでも「スポーツ」を楽しむことなんだze!
というメッセージを発している人がいて、
そうだ、そうだ、へえそうなのか…と、本で「も」スポーツを楽しんでいる方々がいらっしゃるのです。
たぶん、岩手県はそういう県…何かを提案する人がいて、それをやってみようかという人もいる…なのでしょう。
考える人がいて、やってみる人がいる。
そして、
その考えや、行動を容認し推奨する人がいる…これが「岩手は凄いぞ」の理由の一つでしょう。
***
思いだしました。
「レガシー・キューブ」です。
ポジティブで有形のレガシーは、
必ずしも計画的(図の青のキューブ)とは限らず、
偶発的(図の赤のキューブ)に発生しているのかもしれない…のです。
つまり
岩手アスリートの活躍の要因は、そう簡単には説明できない可能性が大きいのだと考えるのです。
なにが
優秀なアスリートを生むのか、わからない部分があります。
きっと岩手県には、
さわや書店フェザン店の仕掛けのように、
「右下手前の隅」のブルーの層を生みだすような、ベストをめざしたベターの仕掛けがあるのだろうと思っています。
でも、本当は、まだ、わかりません。
【追】レガシー・キューブについては、以前、「左下奥」というブログに書いています[→ Link ]