がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

ロールモデルとは/太田雄貴講演会

昨日・6月1日に岩手県奥州市で行われた

Requirements to be a role model.

At lecture meeting by Mr.Yuki OHTA, Chairman of Japan fencing federation.

前沢ふれあいセンター会館30周年記念事業

太田雄貴 文化講演会「継続は力なり」

に行ってきました。

太田さんは

フェンシングのオリンピックメダリストで

現在は

日本フェンシング協会の会長と

国際フェンシング連盟の副会長をなさっている方で

日本協会のさまざまな組織改革を行っている方です。

聞きに行かねばなりません。

(聞きに行きたい理由は、この下線部をタップして以前の記事へ)

果たして、

考えるヒントをたくさんいただいた講演会でした。

今日は、その中から一つだけ。

***

講演が終わって、

フロアからの質問を受けました。

その一つに

現在行っている様々な改革を、

ほかの競技団体に行って、あるいはほかの競技団体とともに行う気はないのかという(ふうに私は聞きました)ものがありました。

太田さんは、

他競技団体と関係することはないのだがと前置きしたうえで

フェンシング協会を他の団体の

ロールモデル」にするということをおっしゃいました。

確かに、現在、行われていることは

すべての競技団体の模範となるもので、

お手本となるなぁ…と思いながら聞いていると

引き続いてこうおっしゃいました。

そのため、

今、やっていること、

これまでやってきたことのすべてを

ネットで公開する予定がある

衝撃を受けました。

ロールモデルとは

モデルとなることをするだけではないのです。

その考え方、

行ってきた内容、

成功に至った理由、

失敗したものの記録と原因の分析…

このようなことを誰にでも公開することも必要だったのです。

まだまだ、勉強不足な私です。

***

会場に入ると、

前のほうの両端の座席の背に張り紙がありました。

(ああ、

 主催者があらかじめ押さえておいた席だな、

 後から、関係する人たちがドヤドヤと来るんだろうな)

講演会などでよく目にする風景です。

でも

帰りに張り紙をよく見ると

「こちらの席は 見えにくい部分があります。

 中央側にお座りください」

身内のための席取りではなく

お客様のためのインフォメーションだったのです。

素晴らしい!

おそるべし 前沢ふれあいセンター の心配り!

***

自分用のメモ