がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

部活動の方針・ガイドラインを読み解く/部活応援フォーラム【前編】

昨日、4月14日に

Contents of my presentation about Bukatsudo(school club activity) yesterday.

But only half.

岩手県金ヶ崎町の金ヶ崎町中央生涯教育センターで行われた

いわてベースボールドリームプロジェクト(リンク→) が主催した

部活&スポーツクラブ応援フォーラム』で

私が行った

「部活動の方針・ガイドライン」の読み解きをしましょう』というプレゼンテーションの

おおよその内容をご報告します。

■はじめに岩手の中学生の部所属状況を知りましょう

スポーツ庁が平成30年12月に公表した「平成30年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査結果」から

中学2年生が部活動やスポーツクラブに所属している状況を拾いました。

運動部に所属している人と文化部に所属している人の割合を足した数値で比較すると

岩手県

男子が96.8%、女子が98.2%でした。

全国でもっとも高い部所属割合でした。

なお、

最低割合は男子が鹿児島の75.5、女子は沖縄の75.7です。

でも、この調査は複数回答がオーケーです。

運動部と文化部の両方に所属している人や、

文化部に所属しながら地域のスポーツクラブにも所属している人は

そのどちらにも「所属している」と答えています。

ですから、単純には比べられないので、

なににも「所属していない」人の割合も比べてみました。

岩手県はなににも所属していない人の率が

男子が、1.5%で全国2番目に少なく

女子は、1.1%と全国で最も少ないということがわかりました。

なるほど、

岩手県は部活動への所属割合が高いということがわかりました。

岩手県

「部活動の聖地・岩手県」と呼ぶ人もいますが、所属割合をみればそのとおりでしょう。

所属割合は分かった、活動状況はどうなの…と

運動部の活動時間のデータをくらべました。

男子は、

週 776.84分、7で割って一日当たりに換算すると、111.0分

女子は、

週 761.23分、一日当たり換算で、108.7分 でした。

全国と比べてみると

意外にも

男子が43番目、女子が44番目という順番だったのです。

所属割合が高いから活動時間も長いのだろう…という、私の先入観は違っていたのです。

曜日ごとの活動時間も出ていましたので

気をつけて見てみると

岩手県はどうやら、東北北海道の中学生と比べると

土日は活動して、月曜に休んでいるように見えます。

中学2年生を例にして、岩手の数字的な部活動の基礎知識をお知らせし、

いよいよ

部活動の方針・ガイドラインの読み解きに入ったのですが、

今日は、力尽きましたので、

続きは明日以降に。

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■フォーラムの内容を含んだこのブログでの紹介記事が、

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■参考までに、昨日の全プログラム