Let's change of image about "BallPark" and
find another Fun not only Sports.
12月28日の私の
facebook記事の丸写しから始めます。
***丸写し、始め***
岩手県ではスポーツに関する3つの計画の意見募集をしています。
■盛岡南公園野球場(仮称)整備事業整備基本計画(案)についての意見募集
・新たに県と
盛岡市が共同で整備しようとする野球場に関するもの
(1月11日まで)↓
http://www.pref.iwate.jp/public_comment/63327/070090.html
■(仮称)
岩手県教育振興計画(中間案)についての意見募集
・運動部活動はこの計画の中にも盛り込まれています
(1月11日まで)↓
http://www.pref.iwate.jp/public_comment/63327/069862.html
■(仮称)
岩手県スポーツ推進計画 素案についての意見募集
・これから5年間の岩手のスポーツ推進方向を定めるもの
(1月6日まで)↓
http://www.pref.iwate.jp/public_comment/63327/069590.html
年末年始を利用してお読みいただき、岩手のスポーツについて考えてみましょう!
(元の
facebook記事→
この下線部をタップ)
***丸写し、終わり***
三つとも募集はすでに終了していますが、
そのうち最も熱く注目している意見募集が、
「盛岡南公園の新野球場、建設費を自治体間で連携して負担 盛岡市6割岩手県4割、全国で初めて」
と報道されている(
河北新報→
この下線部タップ)
盛岡南公園野球場(仮称)整備事業整備基本計画(案)に関するものです。
募集終了とともに、リンク先が「指定されたページ、またはファイルは見つかりません」となっていて、もはや資料を見ることができませんが、
私は、こういう記述があったように記憶しています。
整備コンセプト
「プレー」しても「観て」も楽しいボールパーク※を、県と市が手を取り合い実現することにより、岩手・盛岡の憧れを創る
※これまでの野球場の概念にとらわれず、幅広い人たちが楽しめる空間を意図したもの。
ボールパークです、
ボールパーク。
しかも、整備予定地の盛岡南公園には、
芝生のサッカー・
ラグビーグラウンドが二面(
いわぎんスタジアム=
盛岡南公園球技場)、
クレーの多目的広場、
セクション4基・レール1基を備えた
スケートボードパークなどがすでにありますので、
それらとあわせた「パーク」が生まれることは確実です。
ワクワクしないはずがありません。
ところで
「整備コンセプト」にある
ボールパークの説明
「これまでの野球場の概念にとらわれず、幅広い人たちが楽しめる空間を意図したもの」が自分にはピンと来なかったので調べてみると、
どうやら、
こんな楽しみ方ができる空間らしいのです。
■野球を見ないでお酒をのむ■
プレイボールがかかっていたにもかかわらず、地元のファンの人たちは、みんな楽しそうに、ワインやビール片手に、野球場のレストランで会話を楽しんでいた。家族、友達、じいさん仲間、地域にある多種多様な「コミュニティ」が、そこにはあった。
みんな野球なんて、まったく見ていませんでした。
楽しんでいるのは、「会話」、でした。
野球が「つまみ」でした。
野球をきっかけに地域の人が集い、会話を育む場所でした。
(池田純、絶対不可能と言われた買収の裏側にあった「ハマスタ物語」 前ベイスターズ社長が明かす“ハマスタのドン”への感謝、VICTRY SPORTS NEWS → この下線部)
(注:ロングアイランド・ダックスの球場、アメリカ合衆国ニューヨーク州、収容人数 6,002人、詳しくは→この下線部をタップ)
■ゲームと当時に何かを楽しむ■
それでも「鯉の季節」と呼ばれるゴールデンウィークまでは威勢がいいのも例年のことだ。今の内だ、と連休中、我が郷里最強の娯楽施設・マツダスタジアムに参入した。
米国のボールパークを模したオープンな雰囲気、五月晴れに輝く天然芝、なかなか伸びない絶品カープうどんにフードコートさながらの豊富な球場グルメ、ごね始めた子供たちもご満悦のキッズスペース。そして極めつけ、有名券\人がリレー形式で熱唱する『それ行けカープ』がバックスクリーンに映し出されると興奮は絶頂に。
あのちんまい旧広島市民球場が壊される時は胸がつぶれたが、やあ、これぞ地上の楽園だ。
(西川美和,遠きにありて,2018,文件t秋)
(マツダスタジアムについては→この下線部をタップ)
■人間付き緑地のある建物■
隈 アメリカでは超高層ビルの足元に花屋さんがよくあるんです。家賃をものすごく安く抑えて、1階に入ってきてもらうわけです。つまり、花屋さんは植木、並木と同じなんだ、という考え方ですね。並木から家賃をとるやつはいないだろうということで(笑)。
養老 確実に花を飾ってくれて、しかも自分でメンテナンスもしてくれるんでしょう。そんなにいい並木はないよね。
隈 要するに人間付き緑地ですよね。で、アメリカ人はコーヒーショップも同じように考えるんです。コーヒーショップは街に楽しい雰囲気を作ってくれるんだから、家賃を取っちゃダメだ、と。実際に、そういう店を低層部にうまく配置するだけで、街全体のイメージはガラッと変わります。
養老 でも、サラリーマンはそういう発想をしない。
隈 サラリーマンにとって大事なのは、街の楽しさではなくて「何でここだけ家賃を取ってないんだ」と上司に言われないようにすることですからね。でも、そういう状況だって、僕たちがこういうことを言い続けているうちに、だんだんと変わってくるかもしれないし。…
(養老孟司・隈研吾,日本人はどう住まうべきか?,2016,新潮文庫)
素敵です!