Thinking about User of sports facilities.
For lifelong sports.
今朝の電車は混んでいました。
JR線に乱れがあったようです。
空いている席を見つけて、やれやれと座ると、マスクをして隣に座っていた人が見計らったように(ゲホゲホゲホゲホ)。
席と咳…
どうしようかと考えているうちに、降車駅到着。
私もマスクをしていましたので、「席」が正解だったことにしておきます。
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1月19日の土曜日に
岩手県矢巾町の『スポーツのまち やはば 宣言セレモニー』に行ってきました。
宣言文だけではよくわからなかったので
町のホームページを調べてみると
「町長記者会見」にその趣獅竡ソ問の応答が載っていました。
■内容発表■なるほど、よくわかりました。7 矢巾町スポーツの町宣言について
スポーツを通じて、町民が健康で長生きをするようにということで、今回スポーツの町宣言をします。
それにあわせ、シンャWウムを1月19日(土)午前10時から田園ホールで開催します。
内容は、スポーツの町宣言の後、基調講演とパネルディスカッションを予定しています。
■質疑■
記者 スポーツの町宣言について、今年宣言をする理由、また宣言をすることでどのようにかわるのか。
町長 全町民の健康を願って宣言します。
競技スポーツに目が行きがちですが、生涯スポーツにもスャbトを当て、健康寿命を延ばしていけるように取り組んでいきたいと思います。
教育長 県のハンドボールの新人大会で、男子は矢巾中学校、女子は矢巾北中学校が1位となりました。全国大会に今年も出場します。
スポーツで町民の皆さんに元気を与えられるのではないか、
ラジオ体操という日常的な活動からも健康に結びつけることが出来るのではないかということで、
スポーツのまちやはば宣言に至りました。
記者 生涯スポーツに力を入れていくとの事だが、具体的にどのように変わっていくのか。
町長 医師に生活習慣病で運動療法処方箋を処方され運動をすることで、医療費控除の対象になるような制度を国では考えているので、町でも早く取り組んでいきたいと考えています。
全世帯がスポーツに取り組めるような環境づくりを行っていきたいです。
岩手県には全天候型ドームがないので矢巾町に整備したいと考えています。
全天候型ドームというと野球場を想像してしまうが、生涯スポーツも出来るドームを考えていきたいです。
素晴らしいお考えです。
注目してゆきたいと考えます。
***
当日は次のように進みました。
それぞれのプログラムに、ハッとするものがありとても幸せな時間を過ごしました。
いってよかったと思ました。
そして、
パネルディスカッションでのご発言を聞いて、ひらめいたことがあったのです。
(矢巾町には公営の体育館が一つしかなく
それが予約でいっぱいの状態。
運動やスポーツをしようにもできない状況にある…)
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スポーツ施設は混んでいてなかなか予約が取れない…という話は、よく聞きます。
矢巾町に固有の問題ではないのです。
スポーツ施設の貸し方に課題があるというお話を聞いたことがあります。
私がざらっと調べたところによると
岩手県営運動公園にある施設のうち
・補助競技場
・野球場
・テニスコート
・サッカーラグビー場
・登はん競技場
には「貸切使用」の使用料しか記載されていませんでした。
「個人」の使用料があるのは
・陸上競技場(1人1時間 学生50円、一般100円)
つまりスポーツ施設は
■スポーツをするグループが
■全面、半面の区分で占有し
■それを事前に予約する
ことによって使える場合がほとんどだと思われます。
逆に言えば
◆一人でふらりと
◆施設の端っこを使いたいと
◆突然、申し出る
という人には向いてない「貸し方」がされているということ。
体を動かして
健康を保持し、あるいは増進し、
生活を楽しく幸せにする…という目的で施設を整備・運営するのであれば、
日本中で、現在「貸し出しの対象」となっている人たちに「貸さない」
つまり
グループへの事前全面貸し出しをしないという意味での「貸さないスポーツ施設」を
思い切って作ってみてはいかがでしょう。
まちの人たちが100円持って体を動かしに来て、ついでに「お茶飲み」もしてゆく施設…おもしろそうですね。
もしかすると
日本唯一の施設となるかもしれません。
【おまけ】
関連する岩手日報記事がこの下線部をタップしたところにあります。
(リンク切れ用心のpdfが ここ )