がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

植えた人、植えなかった人

今年の桜は、早いのです。

もう、岩手県内のほとんどの所は「満開」

昨日、一昨日の土日が、

天気もよく見ごろでしたし、

予定も入っていませんでしたので、

お花見に出かけました。

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土曜日は歩いて盛岡城跡公園(岩手県盛岡市、旧称:岩手公園)

(ああ、県庁所在地の街の真ん中に、

 こんな公園がある。

 素敵だなあ…)

岩手公園として、1906年(明治39年)開園したということですが、

春の桜、秋の紅葉と、とても素敵な公園をつくってくださったなあ、

感心していたのです。

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これまで、

秋田県仙北市にある

かの有名な

「角館の桜」を見たことがありませんでした。

ためしに調べてみると、車で1時間40分ほどで行ける距離です。

しかも

昨日は、丸一日、何の予定も入れていないのです。

さらに、

開花情報を見ると「七分咲」

天気予報は「晴れ」

行かない手はないのです。

生まれて初めて観ました。

2キロにわたり川沿いに咲きほこる

「桧木内(ひのきない)川堤の桜」

1934年(昭和9年)に植え始められたソメイヨシノ

ということでした。

岩手県北上市北上展勝地もびっくりするのですが、

角館のほうがすごいです。

それだけではなくて

町に入ると、

武家屋敷通りの桜」

こちらは、350年前に植えられた「エドヒガン」だそうです。

同じ角館なのに、

全く趣が違います。

そして、

武家屋敷通りは、

私の住んでいる盛岡で言えば

「東北六魂祭」レベルの人出です。

一粒で二度おいしい街、角館。

おそるべし、角館の桜!というところでした。

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どなたが、何を考えて、桜を植えたのか。

どなたが、何を考えて、桜を植えなかったのか。

今年の10月1日に行われる

希望郷いわて国体の総合開会式まで、

あと

160日をきりました。

帰りは、

岩手のスポーツにとっての「桜」は何にあたるのか、

と、

考えながら運転してきたのでありました。