東京は桜が満開のようです。
「ゆるい吹雪」の今朝の盛岡では、
交差点にお巡りさんが立っていました。
寒いところ、お疲れ様です。
今日から15日まで「春の交通安全週間」です。
新学期を迎えた子どもたちが
交通事故にあわないように、遭わせないように、
私たちも気を配らなければなりませんね。
最近、警察官や海上保安官の姿を見ると(がんばれよ!)と心でつぶやく私です。
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昨日は素敵な時間を過ごしました。
終わりの一時間、お休みをいただいて、北上市にある日本現代詩歌文学館にいって来ました。
盛岡駅ビルの本屋さんは相性がいいので、新幹線の待ち時間にのぞいてみると、
果たして福島正伸さんの「社員と地域を幸せにする会社」を発見しました。
おもしろくて、ぐんぐん読めます。
待ち時間も、列車の中もずっと本を読んでいました。
元気と涙が同時に出ます。私、変ですね。
歩いて行ってみるか…と、北上駅から黒沢尻工業高校跡地にある詩歌文学館まで徒歩移動としました。
実は25年ほど前に3年間住んでいた街です。土地勘はあるのですが…。
諏訪神社の隣にあったはずのホテルは更地です。
諏訪町のアーケードでは多くの店のシャッターが閉まっています。
(ああ…)
と思いながら文学館に着くと、このお月様。
何ともいわれないような気持ちで建物に入りました。
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北海道旭川市の旭山動物園前園長 小菅正夫さんの『小菅正夫の元気の出る後援会「諦めない」』を聞きに行ったのです。
主催は奥羽臨床獣医研究会、北上会場の共催団体に地域総合型スポーツクラブとして活発に事業をなさっているNPO法人フォルダ、協賛社としてDSファーマアニマルヘルスがお名前を連ねています。
調べてみると、被災地支援として4月1日の気仙沼会場から昨夜の北上会場まで、宮城・福島・岩手の計8会場で連続してご講演をなさっておられました。
昨日も「入場無料」でしたが、
全ての経費を主催者、協賛社がご負担なさっているようです。ありがとうございます。
会場となった講堂は、定員が246人とありましたが、9分程度の入り。
ご高齢の方々が目につきます。
(あの、旭山動物園を立て直した方のお話を聞きたくないのかなぁ、現役の人たち…)
と、不思議に思いながら、前から3列目、中央演台寄りに着席です。
やっぱり、素敵なお話でした。
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聴きに来た人だけが得をする…のモットーを変更することにしました。
私の脳みそを通した情報でよければ、シェアすることにします。ただし、「直接会って」で「食事つき」に限ります。
とはいっても、ケチンボといわれるのが嫌なので、そうだったのか…と考えさせらたことを一つだけ。
動物園では何をみせるのか…ということ。
小菅さんがおっしゃるには、
「動物はみんな一番」なのだそうです。
それぞれの種が、オンリーワンでありナンバーワンである…確かにそうです。
動画をみせていただきました。
キリンが舌を伸ばして葉っぱを引き寄せる様子、キツツキがやっぱり口ばしから舌を出して虫を取る様子、
ペンギンがものすごいスピードで水中をおよぎまわっている姿…私は、それらの姿を、昨日、初めてみたのです。ビックリしました。
旭山動物園では、動物たちがその持っている能力を一番発揮している姿をお客様に見せるのだそうです。
寝ているシロクマではなく、ぐんぐん泳いでいるシロクマ、
与えられた餌を食べるのではなく、人間ではとてもできない動作で餌をむしり取るサル…
そして、
それを見せるためには、動物を最も良い状態、つまり、動物が最も楽しい状態にしていなければならない、
さらに、
最もよい状態にするためには、動物の意思を尊重しなければならない…とおっしゃったと、私は聞きました。
(レベルの高いパフォーマンスをさせて、お客さんに感動を与える…
そして、プレーヤーのレベルも向上させ続ける…これって、スポーツ界にも当てはまるよな…)
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無料ですが、整理券がないと入れません。そして、整理券は、北上市でしか配布されていません。
困りましたが、フォルダの関係者にお願いして準備していただきました。
ほんとうに、ありがとうございます。お手数をおかけしました。
お礼といえるレベルではありませんが、
北上駅で切符を買えば北上にお金が回るような気がして、盛岡駅で往復切符を買わずに、そうしましたし、「みちのくラーメン」で夕食をとりましたので、少しだけ北上にお手伝いしてきました。
さらに気がつけば、
整理券には私の無事を祈る書き込みまでしていただいて…
えっ、「hirafuji+無事=ヒラブジ」じゃない?単純な書き間違い!?