がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

知る・考える・感じる

明日、10月13日から

オリンピックアジア大陸最終予選会がアジアカヌースプリント選手権大会と兼ねて、イランのテヘランで行われます。

この大会で優勝すれば2012年のロンドンオリンピックの出場権が得られます。

本県関係者では、

水本圭治選手(不来方高校大正大学大正大学職員)が、

明日、13日に予選が行われる「カヤックペア1000m」のスタートリストに載っています。

めざせロンドン!

さあ、みんなで応援しましょう。

 そんなこと言っても、

 テヘランでは応援のしようがないでしょ!

 というあなたに、ご提案。

 後援会に入って、

 会費で応援するという方法がとれますよ。

 詳細は「水本圭治後援会会報 VOL3」でご覧ください。

 私も、今日、会費で応援しました。

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読書の秋です。

読書週間は10月27日から11月9日までで、

「信じよう本の力」がテーマそうです。

ちょっと早いのですが、

今日は本の話をさせてください。

最近、

本は3つに分けられるなと感じています。

「知る本」と「考える本」そして「感じる本」です。

これまで「知る本」中心の読書習慣でした。

誰かの考え方や足跡、新しい技術やノウハウを学び自分に生かす…ことが目的でした。

昔から少しはその傾向を持っていたのですが、最近、とみに、「考える本」「感じる本」が読みたくなります。

自分で考えたり、逆に、考えなしで感じたりするもののことです。

歳のせいでしょうか。

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今朝の岩手日報です。

天皇杯低迷の41位 県勢総評 〜団体競技不振響く 重量挙げ活躍 強化の参考に〜」

書き出しはこうです。

本県の天皇杯(男女総合得点)は715点、順位は41位で、前年の812.5点、33位を大きく下回り、目標の1000点、23位に遠く及ばなかった。天皇杯順位が40位台に沈むのは第60回大会(岡山国体、42位)以来6年ぶりの低迷だった。
そして、その後、競技得点の増減、入賞者の状況の記述が続き、結びはこうでした。
東日本大震災で春先の練習や強化が不十分だった面があるにせよ、それを言い訳にしてほしくない。今回の厳しい結果を正面から受け止め、今後の強化を図ってほしい。
さて、

この記事を皆さんはどう読みますか。

(え、毎日、あんなに入賞者が出ていたのに!?)

(そうだね。不振だね)(なんとも、情けないね)(団体競技だね)(あ、そういう言い訳ね)

(どうして強いんだろう)(なぜ弱いんだろう)(あ、そもそも強くする必要はあるのかな)

「知る本」「考える本」「感じる本」…これ、もしかして読み手の問題なのかもしれませんね。

同じものを読んでも、

知るだけの人は知る、考える人は考える、感じるだけの人は感じる。

同じものを読んでも、

知るだけの自分の時は知る、考える自分の時は考える、感じるだけの自分の時は感じる。

 こんなことを考えるのも、

 こんな本を読んだからかもしれません。

 その名も

 「知ることより考えること」

 お試しください。

 この人の本、大好きです。