がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

宮古のサンマ

昨日は、青森のラグビー東北ブロック予選にもゆかず、盛岡のフットサルFリーグ・ステラミーゴいわて花巻のホームゲームにもゆかず、花巻に「第15回日韓青少年夏季スポーツ交流事業」の歓送夕食会に出席していました。

 韓国と日本の小中学生はとても元気です。
 きっと、
 この経験が両国の子どもたちをグンと成長させることでしょう。
 17日の歓迎会では花巻農業高校の鹿踊りでしたが、
 昨日は、
 雫石高校の上駒木野さんさ踊りが披露されました。
 高校生のお兄さん・お姉さんも素晴らしい演技で大活躍です。

実施にあたり、子どもたちのために力を尽くされた方々に
心よりお礼を申し上げます。
カムサハムニダ。

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宮古港に「さんま」があがったというニュースでもちきりです。

宮古港に「さんま」があがったのは、当然、震災津波後はじめてですし、本州でも初水揚げとのことです。 今年は三陸に「さんま」があがらないんじゃないかなぁ…と思っていましたので、うれしいですし、元気が出ますね。

一日も早く、活気のある港が復活することをお祈りしています。 『三陸 宮古の「丸友しまか」のブログ』というサイトには、 今日の水揚げの様子の 動画 写真 が載ったページがありました。 ピカピカ光るさんまがこんなに嬉しい年は、生まれて初めてです。

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一昨日、 (ヨットハーバーで、しかも岸壁からこんな写真を取れるのは、俺ぐらいなものだろう!) と自慢して皆さんにお見せした写真でしたが、もっと素敵な写真を撮っていた人がいました。

さすがにプロです。 Standard編集部のブログに「奇跡の日(インターハイヨット競技)」という記事がありました。 はじめの二つの写真は、私のバカチョンデジカメのといい勝負と自分では思うのですが、 3枚目の写真みて、文を読むと (プ、プロには、か、かなわない!)

レースから戻って来た福岡第一のヨットには 「ありがとう東北」と書かれた旗が掲げられていました。 「インターハイを開催してくれてありがとう」なのかしら? 「がんばれ」でも「がんばろう」でもない「ありがとう」。いいな、と思いました。 (福岡第一は、男子ソロ2位。デュエットでも2位でした) 支えるひと、支えられる人がお互いに「ありがとう」という言葉をたくさん口にした 北東北インターハイ。 閉会式の空に広がった、燃えるような夕日は、ラストシーンにふさわしい美しさでした。

「奇跡の日(インターハイヨット競技)」はここにありますので是非ご覧ください。

一昨日、 由利本荘の岸壁で応援していた宮古高校のご父兄が、私の同行者にこう言ったそうです。
「今朝、宮古から4時間かけて応援に来たんです。インターハイができて本当によかったですねぇ。

 本当に、全国の方々にお礼を言いたいです。」 岩手の関係者は、開催を引き受けてくださった秋田県に、そして、艇を提供してくださった全国の皆さんに、さらに、大会の出場をあきらめなかった岩手の選手たちに、心から感謝しています。

でも、 九州の高校生が「ありがとう東北」と思っていることもわかりました。 みんなが、お礼をいい合って終わった、ヨットの「会場変更インターハイ」だったのだなぁ…と感じています。

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会場変更ってなによ!? と思っておられる方は、私が以前書いた「ご恩は一生忘れない」「7週間で何をした」「レスリング会場で」をお読みください。

ちなみに、ヨット競技最終日に、 会場付近の道ばたで「ババヘラアイス」ならぬ「ババチャンアイス」を食べていると、宮古市の佐々木教育長さんとバッタリお会いしてしまいました。 たぶん、さっきのお母さんと同じように、4時間かけて来たのでしょう。 さまざま、ありがとうございました。