がんばれぇ〜 …と声が聞こえてきそうな絵ですね。
文部科学省が6月に募集し、8月17日に審査結果が公表された、『平成23年度子どもの体力向上啓発「ャXター」「標語」』のャXターの部で、最高賞の文部科学大臣賞を受賞した作品です。
この絵は、今年の『子どもの体力向上啓発「ャXター」』として採用されるものですが、
受賞者は
さらに、
どうでしょう、真っ赤な顔をしながらも無駄な力を入れず正しい姿でぶら下がっている左の男の子の様子。
(4)とありましたので4番目の賞でしょうか、
公益財団法人日本レクリエーション協会会長賞に輝いた、
これも、
岩手県 陸前高田市立横田小学校4年生 荒木 輝くんの作品です。
同じ学校から最高賞と入選が出ているわけです。
本当におめでとうございます。岩手の自慢です。
絵を指導なさった先生のお力も素晴らしいのですが、そもそも、子どもたちが楽しく体を動かしていなければこの絵は描けないだろうと思います。
とはいえ、
横田小学校のグランドには仮設住宅が建っていて、使えなかったように記憶しています。
そんな中でも、
工夫をなさって、子どもたちが体を動かせるようにしてくださっているのでしょう。
本当に、ありがとうございます。
こんな子どもたちを育てる小学校が、どんどん、増えていってくれればいいなぁ…としみじみと思います。
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昨日、会議で今年のインターハイの成績を報告しました。
▼平成23年度全国高等学校総合体育大会(2011熱戦再来 北東北総体)は
▼7月28日から8月20日を会期として、青森・岩手・秋田・宮城(カヌー)で行われた。
▼岩手県内では7市町で9競技が行われている。
▼8位以内の入賞数は、
14競技で44種目であり、平成11年の岩手インターハイにつぐ好成績であった。
▼詳しい入賞状況は次のとおりであるが、
挙ケ男子団体で優勝と準優勝、ウエイトリフティングで3種目の優勝をはじめ、
カヌーは11種目、ヨットが7種目で入賞するなど活躍した。
▼また、女子ソフトボールが県勢34年ぶりに5位入賞するなど、底上げも図られている。
参加している方から質問がありました。
「競技と種目はどう違うの。
挙ケ男子団体の優勝と準優勝はどう数えるの?同じ競技・同じ種目じゃないの?」
「競技はスポーツの種類、種目は賞状の数です…」と苦し紛れの回答でご理解いただいたようですが、
私たちが普通に使っている言い回しがすべての人に通じるという先入観で説明していたことに、気がつきました。
こういう、不親切な説明をしてしまうことが、よくあります(汗)
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◇きちんと観察していないから、段階を踏んで説明していないから、そんなことになるんですよ。
子どもたちの描いた絵を、ちゃ〜んと見てください!
◆そうだね。目線とか、すばらしく観察して描いているね。
◇ちゃんと見てませんね!
◆ちゃんと見てるよ!
◇ほかに気がつきませんか、何か?
◆べ、べつに…。
◇手を見てください、雲梯にぶら下がっている手を。
◆上手だね。きちんと爪まで描いているね。
◇ほんとにもう!みんな左手でしょ、左手が二つ!
◆あ、本当だ!馬とびの馬になっている子も、両方左手だ!
◇右で絵筆を持って、自分の手を見ながら描けば、左手しか描けません。
(何かを握っている手はどうなっているのかなぁ)ときちんと観察している証拠です。
◆ほう。
◇指導をなさった先生は、段階を踏んで指導なさっているわけですよね。
今は、きちんと何かを見て、見えたように絵を描く段階。
これを経過して、左と右が描き分けられるようになる…
◆な、なるほど。よく気がついたね!
◇スポーツだってそうなんじゃありませんこと!?
今はこの段階、次はこの段階…ってきちんきちんと習得すべきことを身につけてゆく。
それが一貫指導システムでしょう。
一発で完成形を求めているんじゃありませんか、hirafujiさんは!
それ、一発指導システムでしょ!
◆ぎゃ、ぎゃふん!