朝、岩手県営武道館に出かけました。研修会に行ったのです。
開会行事が終わって帰ろうとすると、県営スケート場で子どもたちがインラインスケートの練習をしていました。
結構な人数がいました。どの競技団体も必死です。みんな頑張っています。
**********
長い一日でした。
今日は、インターハイの登山とヨットで順位が出る日でした。
登山は、
男子団体の岩手高校が昨年のインターハイ縦走優勝実績を持っていますし、
ヨットは、
女子FJ級ソロの宮古高校Aチームが、昨日のレースがキャンセルになった時点で、首位に立っていました。
まだ優勝者を出していない岩手県勢ですので、優勝の期待がかかります。
何度、記録速報のリロードを繰り返したことか…。
ヨットからお話をしましょう。
昨日は
「台風の影響で勝ち負けがどうのこうのではなく、
不完全な形で競技を終わらざるをえなかった子どもたちは、本当に気の毒だなぁ…
と思うのです。」とブログに書いた私ですが、
今朝になると、
(もしも、今日も、レースがキャンセルになれば…優勝だ)
と、全くスポーツマンシップに則らない悪魔のささやきに、情けなくも、あやつられていました。
レースが行われているかどうかの情報すらありませんでしたが、午後に次の「連絡物」がありました。
*****
◆ヨット 進行状況 時刻:12時51分
▽進行状況のお知らせ
本日予定されていた男女それぞれ2レースを終了しました。
レース終了時刻は以下の通りです。
12時26分 男子FJ級第6レース
12時35分 女子FJ級第5レース
*****
順位が入ったのは午後5時過ぎ。
優勝こそ逃しましたが、ソロとデュエットがどちらも2位という立派な成績です。よく頑張りました。
調べると、ソロの優勝は愛知県の碧南高校Aチームでした。
昨日までは、16位にいたチームで、得点は54点(少ない方が上位となる。ちなみに宮古は8点)でした。
結局5つのレースが成立したので、
「成立したレースが5回以上の場合は、その艇の最も悪い得点の1レース分を除外した合計得点とする」
の規定が適用となり、碧南高校の大逆転となったわけです。
4レースしかできなかったら…とか、予定どおり7レースだったら…とか、つい考えてしまうのですが、
逆転された選手、大逆転した選手も含めて、すべての選手が一生懸命にレースをした結果ですから、受け入れなければなりません。
…とは思いますが、本当に残念で残念でたまらない、欲張り中年の私です。
***********
登山のお話をしましょう。
実は私は岩手高校山岳部のファンです。
インターハイ期間中は、毎日、監督さんのブログを見ながら応援していました。
調子は悪い…とはお書きになっていましたが、
4年前、一旦優勝と発表されてからの準優勝、昨年の縦走優勝…などの実績を見れば、ひそかに入賞を期待するわけです。
でも、今年は15位でした。
「インターハイ閉会式」と題したブログには、監督の先生の気持ちが綴られています。最後の部分を、抜粋します。
不安要素を拭わないで大会に臨み、全力を尽くし切れなかったのが大きな敗因だったと深く反省し、後悔し、生徒に申し訳ない気持ちでいっぱいです。インターハイに出ればいい…などという目標を持っていては全国優勝なんかできっこないんだなと、今から来年の予選、青森インターハイ出場を目指し、頑張っていこうと思っています。
まずは、応援してくださったすべての皆さん、大会関係者に感謝します。大変ありがとうございます。これからも頑張るのでお願いします。
つねにすぐそこの目標しか設定しない自分を省みています。
とにかく、
トップを目指して努力している人を応援し続けたいと思った、昨日の男子新体操に続いて「インターハイ優勝のがし」の二日目でした。