朝、校舎を回っていると、廊下で必ず1回、警備員さんとすれ違います。
その時には、やっぱり天気の話です。
昨日、警備員さんは廊下の窓から、じっと、外を見ていました。
私が近づいてゆくと
「咲きそうだね」「咲きそうですね」
「ずぅっといい天気だったからねぇ」「そうそう、いい天気でしたからね」
「で、この雨だからね」「降っちゃいましたからね、遅れますね?」
「違うよ、hirafujiさん。
日光をたっぷり浴びたところに、雨の恵みだ! 雨で桜は元気になって花を咲かせるんだよ。
日光だけでも咲けないし、雨だけでも咲けないんだよね…いい雨だぁ。」
(そ、そうだったのか、50年間、知らなかった。いい天気だけで花が咲くと思っていた…)
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もうだめかと思っていたのですが、
ある筋から
「16日には店頭に並ぶかも…」という情報を得ていましたので、
ドキドキしながら、待っていました。
果たして、
午後の職員室でサッカー部の顧問の先生が、
岩手のスポーツマガジン「スタンダード(Standard)」の最新号
「2009 iリーグ開幕記念特別号」を見ているのを発見!
昨年の10月20日に、2008/11・12号(Vol.9)が出て以来、
鳴りを潜めていた、岩手のスポーツマガジン「スタンダード(Standard)」。
数えれば10号目になるはずです。9号と10号の間は、なんと、半年もあいています。
97年に
県内野球専門誌「yell」という雑誌が、岩手県で発刊されたことがありましたが、いつの間にか姿を消していたことを思い出し、
(またもや…か。「スポーツを読む」文化は育てられないのかなぁ…)
と密かに、心配しておりましたので、喜びひとしおです。
さらに、ここ2号ほど600円だった値段が、500円に戻っていました。めでたし、めでたし。
帰り道にコンビニに数軒寄ってみましたが、まだ、店頭には並んでいませんでした。
内容については500円払って「購読者」になってから…ということで、日を改めます。
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◇「スタンダード」にとって「恵みの雨」は、一体、何だったのでしょうね。
日を浴びて、咲きたい、咲きたい…と思っていたところに「恵みの雨」があっての再開でしょうね。
◆なんだったんだろうね。
◇確実に言えることは
「日光」だけでは花は咲かず、かといって「雨」だけでも花は咲かず…ということですよね。
◆いいことを言うねえ、最近。
でも、
花を咲かせるためには、その二つだけではない、ほかの何かもあるはずだ…とも考えるべきだよね。
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【今日のエッヘン】
紫波総合高校の図書館には「スタンダード」のバックナンバーが、創刊号からすべてそろっています。
たぶん、県内唯一でしょう。
昨年4月に定期購読を開始したのですが、それ以前の「号」は、篤志者からの寄贈によって揃えられました。
おかげで、
生徒たちは、「スタンダードの中のhirafujiを探せ」ゲームを楽しむことができます。
なんと、シワヨセなことか、あ、失礼、幸せなことか!