今日は、入院中に読めなかった4日分の新聞を読んでいました。
どのような基盤でスポーツを支えてゆけばよいのかを考えるべき4日間だったのかもしれません。
【地域のクラブ】
8月に、ボクシング部のない水沢第一高校の
佐々木健介選手が、イン
ターハイのボクシング競技でベスト8に入ったことを
記事にしました。
先月、
奥州市にボクシングを主たる活動内容とする
スポーツ少年団ができたことを
記事にしています。
名前も、どう考えても「World
Boxing Council(
世界ボクシング評議会)」のもじりとしか思えないWBC(ウィーアー・ボクシング・クラブ)と振るっています。この手、私は大好きです。
佐々木選手とWBCの結びつきは、なんとなく、わかりましたが、
10月31日付の
岩手日報「人」の欄に載っていた
「ボクシングの
スポーツ少年団奥州WBCの団長
佐々木慎一さん」を読んで、合点が行きました。
佐々木慎一さんは、
ご自身も水沢工業高校から
日本大学と進んで
ボクシングをなさった方で、
イン
ターハイベスト8の健介君のお父さん。
「WBC」の前身である「ボクシング教室」から関わっておられて、
(略)同教室で小学生時代から技を磨いた息子の活躍を見て「環境を整えることが大切」と強く感じた(略)
と「人」の欄にはありました。
子どもたちが主な対象となる「地域のクラブ」が衰退する原因の一つには、
「子どもがクラブを去るとともに、支えていた親もクラブからいなくなってしまう」ということが言われています。
WBCには、これからも
「自分のこども」から「地域の子どもたち」、「息子の成績」から「岩手の成績」に発展して行くことが期待され、磐石な体制ができたのだろうと、考えました。
【企業のクラブ】
「セイナン工業が
民事再生申請」という見出しが飛び込んできました。
セイナン工業は、
軟式野球競技を中心に、今年の大分国体の
岩手県選手団に一番多くの選手を送り込んでくれた企業です。
果たして、
10月31日付け岩手日報には
(略)同社の野球部は昨年の天皇賜杯第62回全日本軟式野球大会全国大会でベスト8入りした強豪チーム。今回の事態を受けて、今後の活動に影響する可能性も出ている。
とありました。
私たちは、沢山の企業の競技スポーツクラブが「撤退」していった時に、「企業の考え方」と言う理由を見つけて、何の支援もしてこなかった気がします。
たとえば、次の「撤退」していった企業のクラブの支援のために何かアクションを起こしたでしょうか。
■ 野球 富士鉄時代に
都市対抗準優勝の実績を持つ
新日鐵釜石・県経済連・
岩手銀行など
■
ラグビー 日本選手権7連覇の
新日鐵釜石・岩手
東芝エレクトロニクス
■
ソフトボール 本県には数少ない女子の実業団の岩手
東芝エレクトロニクス
■ スキー オリンピック選手を2名輩出した
リクルート
セイナン工業の野球部は、当然、会社にチームの存続を希望したとの記事もあります。
私たちに何ができるかを考えることからスタートしないと、
とても、2016年の「総合優勝」などありえない…と思います。
大きく反省しなければなりませんね。
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午前は、調子がいいような気がして、ずっと体を「縦」にしていました。
そのせいでしょう、
午後は、体を「横」にしたとたん、4時間ほど気を失っていました。
まだまだ本調子では、ありません。
自分では気がつかないところで、いろいろな事が起きているようです。
たとえば「膀胱から空気」
おしっこに行くと最後のほうに「ボボボボ」と空気が出てくるのです!
昨日、今日の2日間で、3回合計15発くらいを経験しました。とても驚きます。
管を入れられていたためらしいのですが、管を抜いたのは3日も前です。
何が起きるかわかりません。まだまだ、油断はできません。