退院しました。
同室の諸先輩の「良かったね。うらやましいなぁ〜」に嘘は無く
私の「お大事に」にも嘘はありませんでした。
みんな、早く治ればいいなぁ…と、心から思っています。
病室では
一番の元気を誇っていましたが、家に帰ってくると、まだ、寝ていることしか出来ません。
井の中の蛙…だったのですね。
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何回か「コミュニケーション」について記事にしたことがあります。
スポーツのコーチングの場面に必要なスキルであるだけではなく、いまや、プレーヤーにも求められているスキルです。
このひと月ほどで、
お医者さんや看護師さんなど医療関係の方々の、言語を用いた、また、無言語のコミュニケーション能力の高さを思い知らされました。
みなさんが、同じように対応なさいますので、「天然」ではなく「トレーニング」で獲得したスキルだと思います。
私の知る範囲のスポーツや教育の分野をはるかに超えるトレーニングをおこなっているに違いない…と、感じました。
【頑張って!】
先月、あまりにも痛くて、夜中に病院に連れて行ってもらいました。
いろいろ調べて下さいましたが、先生からは、
緊急性はなく、手術前提で通院していることから、痛みを取ることのみを行うとの説明がありました。
何種類かの薬を使っていただきましたがなかなか痛みが取れず、3時間ほど、小さな救急用のベッドの上で七転八唐オておりました。
部屋には他の患者さんもおられるような気配で、先生や看護師さんが動いています。
私のベッドのそばを通りかかる、たぶん先生が、そのたびに、私の肩をメ[ンと叩いて行ってくれた…と覚えています。
(ああ、励ましてくれているんだな。がんばろう)
【大丈夫だよ!】
全身麻酔で手術を受けるのは、はじめてでした。
手術場には、私と付き添いの家族と看護師さんの3人で歩いて行きましたが、家族は入口で帰されてしまいました。
朝一番の手術でしたので、手術室の人たちは、まだ打ち合わせ中のようで、手術室の前にはマル椅子に座っている私しかいません。
急に不安になります。
すると、私の脇に立っていた看護師さんが一歩動いて、なんとも安心できる、絶妙な距離に立ち続けてくれました。
(ああ、守ってくれているんだな。がんばろう)
【教えてね!】
回診の時のお話しです。
医:じゃあ、お大事に。
患:あ、また忘れた…。
先生に聞こう聞こうと思っていることがあるんだけど、
先生に会うと思い出せないのよ…
(あっ!このパターンよくある。
ぼくは「思い出せないのは、たいしたことじゃない。忘れて、忘れて」
で、なかったことにしてるなあ)
医:あらら、それは困ったねえ。
今度、思いだしたら看護師に言ってちょうだい。メモさせとくから。
患:ああ、安心した。
(ぎゃあ!私の受け答えは最低・最悪だぁ!)
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◇また、こんなブログを書いてる!
奥さんに叱られますよ。
◆ちゃんと、布団に横になって、しかも、携帯電話で打っているし、
この話、時間がたつと忘れてしまいそうなので…。
◇じゃなくなって、
なんで今ごろ…って!
◆は!?
◇もっと前に気がついて欲しかった…って!
◆ぎゃふん!!