がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

TalkingSTADIUM

とっても楽しかったので、ご報告。

(財)岩手教育会館、(財)岩手県教職員互助会、(財)岩手県退職教職員互助会、(公財)岩手県高校教育会館がその文化振興事業として主催し、岩手スポーツマガジンStandardが共催という形で開催された

『岩手アスリート・トークセッション 2012 Talking STADIUM』に行って来ました。

開催は2012年12月23日、会場は岩手県盛岡市の岩手教育会館。

3部構成です。

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第1部は「トーキングスタジアム 〜全国で戦うということ〜」

出演は、関口清治さん(盛岡大学附属高校野球部監督)と辰柳祐司さん(黒沢尻工業高校ボクシング部監督)、

そして、

盛岡大学附属高校野球部と黒沢尻工業高校ボクシング部の選手が3人ずつ、合計8人がステージに登壇。

MCは、

ベガルタ仙台横浜FCで活躍し、現在、グルージャ盛岡のアンバサダー、中田洋介さん。

写真はその様子です。

中央が中田さん、左が関口監督と盛岡大学附属高校の皆さん、右が辰柳監督と黒沢尻工業高校の皆さん。

ちなみに、右から3人目が、今年の北信越インターハイ・ボクシングフライ級3位の星和也選手。

まず、中田洋介さんのMCに感心するわけです。

プレーヤーでの高い経験をお持ちの方は、プレーヤー観点からの素晴らしい質問をなさいます。

私では、とても引き出せないであろうお話を聞き出します。

私は、どちらかというと、オーガナイザー基盤の聞き方になるのですが、中田さんはプレーヤー基盤。

机の上で考えていることを聞くのと、グランドの上で考えたことを聞くのでは、やっぱり、視点が違います。

すばらしい。

その聞き手に導かれて、関口監督も辰柳監督も素晴らしいことを仰いました。

それぞれ一つずつお知らせします。

関口監督は

野球部員がいつか野球から離れる時に、何が彼らに残るのかということを考えながら指導している…という趣獅フことを仰いましたし、

辰柳監督は

個人で全国入賞しても、誰と一緒にここまで来て、これから先、誰と一緒に進んでゆくのかという意識を持たせ続けたい…という意味のことを仰いました。

このお話を聞きながら、

高校生の運動部活動って、やっぱり、教育なんだよな、という、基本に立ち返ることになるのです。

(競技力向上と人間力向上はリンクするのだろうか…)

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第2部は「Standard Award iリーグで活躍した選手たちの表彰」です。

岩手のU-18のサッカーリーグ戦である「iリーグ」の、チーム・個人の表彰です。

iリーグについては、少し前の記事のようですが日本サッカー協会のサイトに理念・歴史の報告があります。ここの下線部をクリックすると読むことができます

そのアワードのプレゼンターは、あの北澤豪さんでした。

全カテゴリーの全表彰対象のチーム代表や選手に、元日本代表選手が、お客さんがたくさんいる舞台の上で、直接、賞状をわたし、握手をする。

そして、選手に腕を回して記念写真を撮る。

すごいことをしていると思いませんか。うれしいに決まってますよね。

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第3部は、北澤豪(サッカー元日本代表)トークセッション

聞き手は、やはり、中田洋介さん。

サッカー界はすごいなあ…と感じました。

北澤さんは、会場にいる高校生にこう言うのです。

 ‐育成年代にいる君たち高校生は、今の時期には…。

 ‐君たちが、次のステージに進んだ時には、新しい壁に…。

 ‐君たち年代は、ワールドカップで優勝することを期待されている…。

私がステージに立ったら、きっと、こう言うでしょう。

 ‐インターハイや国体少年の部で優勝を狙うために…

 ‐高校で燃え尽きてもいい、高校の頂点を極めろ…

 ‐相手は日本にいる高校生だから…

日本サッカー界は世界をスケールとするマッピングに基づいた指導体制をひいているんだな…と。

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辰柳監督は、ご自身はボクシングをなさったことがないのだそうです。

ですから、自分で教えていることが正しいのかどうか、周りの人に聞くしかないのだそうです。

なるほど…と思いました。

さらに、こうも仰いました。

(対戦相手に負けるのではない。時代の流れに負けるのである。)

様々なものの見方をする人が周りにいっぱいいること、

そして、

その方がたのお話を聞けば、とても楽しい時間が過ごせること、

さらに、

そのお話は、将来、自分がもっと楽しいことを起こす可能性をたくさん持っていること…

を確信しながら、楽しく過ごした、天皇誕生日の午後でした。

関係者の皆様、企画していただいて、ありがとうございました。

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でへへへへ、101番は本当に一番でした!

受付名簿の一番上に載っていました。

なぜか、

(勝ったな!)と思った私です。