毎日、一人ずつ表彰台に上がっていた、スキーインターハイの最終日でしたので、
(もしかしたら、今日もあるかなぁ…)
と、女子スラロームの記録をチェック、チェックで落ち着きませんでした。
やっと2本目のスタートリストがWebに載りましたが、岩手県選手は微妙な位置にいます。
不来方高校・田鎖みなみが21位(トップとの差は2.91秒)
平舘高校・新里尚子が24位(おなじく3.05秒差)←ジャイアントスラロームでは13位でした
盛岡第一高校・藤澤夏海が71位(6.26秒差)
田鎖、新里は10位に手が届くような、届かないような…
ただし、盛岡の北陵中学校から、小樽の北照高校に行っている坂口英美が、トップに1.11秒で7位につけている。
(まあ、坂口が入ればいいかなぁ…)
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我慢できなくて、とうとう、現地に行っている、田鎖みなみのコーチをしている方に電話をしてしまいました。
平:どう?
吉:「みなみ」は一つ順位を落として22位、「尚子」は途中棄権!
平:そうかぁ…、じゃあ、「夏海」が降りてくるのを待つだけだね。
吉:ああ、もう、降りてきましたよ。
平:(スタートも遅いし、コースが荒れて大変だったろうなぁ)ゴールした?
吉:もちろん!
夏海は、本当に立派な滑りでしたよ、本当に!あとで褒めてやってくださいね。
平:(あっ!)
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先週の金曜日のIBCラジオ イヴニング・ナビゲーションのお客様は、
盛岡農業高校のスケート部の西舘桂さんと三浦瑛理香さんのお二人でした。
西舘さんは、小さい頃からスケートをしていて、インターハイ1500mで2位に入るほどの実力者。
三浦さんは、高校に入ってからスケートをはじめ、2シーズン目で国体リレーメンバーに入り、4位入賞。
ラジオの前に監督の平間先生からお話を伺って、次の資料をつくって持ってゆきました。
▼監督の平間先生は、県営スケート場で他の選手の練習をみているので、ここにはおいでになっていませんが、こうおっしゃっていました
▽西舘さんはよく頑張って素晴らしい成績をあげた
▽でも、
高校から始めてくれた瑛理香がいなければ、インターハイのスピード女子総合8位はなかったし
(3000mで23位に入って得点1点を取り8位に並んだ。
24位にはいると学校対抗得点1点をもらえます。)
▽国体のリレーだって入賞どころか、出ることすらできなかった
(1走・牛抱(盛工)、2走・三浦、3走・佐藤(盛工)、4走・西舘。
バッジテストB級以上でなければ国体に参加できない。
岩手県女子高校生B級以上は、この4人のみ。)
▽瑛理香は今シーズン本当に重要な役割を担った
これを読んだ後、三浦さんを見たならば、すこし涙ぐんでいたように見えました。
気のせいだったでしょうか…。
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◇まあ、お二人ともやさしい方々ですね。
◆…。
◇あらっ!?違うんですか?
◆二人とも、直接、選手に対したときは、結構、きつい事を言うコーチです。
◇へぇ〜。
でも、きっと、「いないところで褒めている」ことを選手たちは知っているんでしょうね。
だから、選手たちも「最後は私たちを守ってくれる」と信じているんじゃないでしょうかね…
◆「面と向かってきつく注意し、いないところで良いところを褒める」…これなんだろうね
◇誰かさんとは大違いですね。
「面と向かってオベンチャラ、いなくなれば悪口」では、みんな離れてゆきますよ。
そういえば、最近、hirafujiさん、影で私の悪口言ってません?
◆そ、そんな…め、めっそうもない…。
こんな、すばらしい方の悪口なんかするはずがないでしょう…
◇はい、はい。汗かいてますけど!?
◆き、気をつけます。
【追】坂口選手は、残念ながら11位でした。