「がんばろう!岩手のスポーツ」が認定する『岩手スポーツ検定』
【問題(1級相当)】
1人が5位、12人も5位、2人は7位…さて、何のこと?
【ヒント】
盛内、玉山、西舘です。
**********
華麗なる魚屋です。
もとい、鰈のある魚屋です。
毎日、帰りに通りかかる、清水町の魚屋さんの軒先には、
カレイが干されています。
調べると「干鰈」は春の季語だそうです。
もう、春なんですね。
**********
【クイズの答】
「岩手県予選出場者数」と「国体の順位」です。
クロスカントリーの成年女子Bでは、
国体予選の岩手県民体育大会出場者は、
国体で5位に入賞した盛内麻伊子(田山小学校教員)さんただ一人。
クロスカントリーの成年男子Cでは、
岩手県庁の小田倫義選手が、
これまた5位に入っていますが、県予選のこのクラスの出走者は12人。
クロスカントリーの少年女子では、県予選の出場者はたったの二人。
そのうちの一人、西舘真紀(盛岡南高校)さんが7位に入賞しています。
*****
どう考えればいいのでしょうか。
「競技人口の拡大」がなければ競技力の向上は見込めない…というお話を聞いたことが何度もあります。
スキー国体の結果をみると、それだけではないようです。
一方、
「施設の充実」がなければ競技力の向上は見込めない…というお話をなさる方もおられます。
次の表を見てください。
私が日本スケート連盟のサイトから調べたスケートリンクの状況です。
都道府県の隣の数字は、今年のスケート・アイスホッケー国体の順位です。
比べる数字を出すために、
スピードリンクでは、その距離に営業月数をかけ、都道府県内の総和を出しました。
一周400mのリンクが5ヶ月間営業する場合は、2,000(m・月)です。
アイスホッケーリンクでは、その面積に営業月数をかけ、これも都道府県内の総和を出しました。
公式試合サイズの60m×30mリンクで5ヶ月営業するものが、2面あれば、
1,800×5×2で18,000(�u・月)です。
今年の国体7位の群馬県と19位の岩手県には施設上の差異は見られません。
施設の充実だけでもなさそうです。
(でも、やっぱり、通年リンクのある都道府県が上位にはいますが…)
さて、いったい、どう考えればいいのでしょうか…