がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

さてどう考えよう

「がんばろう!岩手のスポーツ」が認定する『岩手スポーツ検定』

【問題(1級相当)】

  1人が5位、12人も5位、2人は7位…さて、何のこと?

【ヒント】

  盛内、玉山、西舘です。

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 華麗なる魚屋です。

 もとい、鰈のある魚屋です。

 毎日、帰りに通りかかる、清水町の魚屋さんの軒先には、

 カレイが干されています。

 調べると「干鰈」は春の季語だそうです。

 もう、春なんですね。

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【クイズの答】

岩手県予選出場者数」と「国体の順位」です。

 クロスカントリーの成年女子Bでは、

   国体予選の岩手県民体育大会出場者は、

     国体で5位に入賞した盛内麻伊子(田山小学校教員)さんただ一人。

 クロスカントリーの成年男子Cでは、

   岩手県庁の小田倫義選手が、

     これまた5位に入っていますが、県予選のこのクラスの出走者は12人。

 クロスカントリーの少年女子では、県予選の出場者はたったの二人。

   そのうちの一人、西舘真紀(盛岡南高校)さんが7位に入賞しています。

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どう考えればいいのでしょうか。

「競技人口の拡大」がなければ競技力の向上は見込めない…というお話を聞いたことが何度もあります。

スキー国体の結果をみると、それだけではないようです。

一方、

「施設の充実」がなければ競技力の向上は見込めない…というお話をなさる方もおられます。

次の表を見てください。

私が日本スケート連盟のサイトから調べたスケートリンクの状況です。

都道府県の隣の数字は、今年のスケート・アイスホッケー国体の順位です。

比べる数字を出すために、

スピードリンクでは、その距離に営業月数をかけ、都道府県内の総和を出しました。

  一周400mのリンクが5ヶ月間営業する場合は、2,000(m・月)です。

アイスホッケーリンクでは、その面積に営業月数をかけ、これも都道府県内の総和を出しました。

  公式試合サイズの60m×30mリンクで5ヶ月営業するものが、2面あれば、

  1,800×5×2で18,000(�u・月)です。

今年の国体7位の群馬県と19位の岩手県には施設上の差異は見られません。

施設の充実だけでもなさそうです。

(でも、やっぱり、通年リンクのある都道府県が上位にはいますが…)

さて、いったい、どう考えればいいのでしょうか…