がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

ミックスジュースとフルーツポンチ/河合純一講演会

記事にするのが遅くなってしまいました。

For inclusive society.

Thinking by the lecture of KAWAI Junichi,para swimmer.

 

8月11日に

岩手県盛岡市の盛岡劇場で

盛岡市の市民部市民協働推進課文化国際室が主催する

 

夏休みホストタウン特別企画

  河合純一氏講演会」

 

という催しに行ってきました。

あ、お得意の一般参加者です。

 

河合さんはチラシでこのように紹介され

日本選手最多、21メダル獲得のトップパラリンピアンであり、

教師となる夢も実現させた、全盲の河合さんさらに、

(一社)日本障がい者水泳連盟 会長

(一社)日本パラリンピアンズ協会 会長

2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会アスリート委員会 副委員長

元公立中学校社会科 教師

という役職・経歴等をお持ちの方です。

 

 

さらに、

カナダ ブリティッシュ・コロンビア州の在日政府事務所代表を務められている

アブロム サルスバーグさんのお話もあるということでした。

 

行かないわけにはいきません。

 

***

 

河合さんのお話には

たくさんの気づきや驚きや感動がありましたが、

今日は一つだけお知らせします。

 

「共生社会」を

  人が

  お互いに持っている良さや魅力を

  生かしあうこと

 

としたうえで

 

 イメージとしては

 ミックスジュースではなく

 フルーツポンチです…

 

 さまざまな果物がすりつぶされてまじりあう

 ミックスジュースではなく

 多くの果実の形が残ったままで、混ざり合っている

 フルーツポンチ。

 ミカンがありチェリーがありモモがあり…

 

なるほど、

そういうことか!と腑に落ちたのです。

 

私と

感じ方や見方が異なっている

もののとらえ方のレイヤが違っている、

そして何より

自分ができそうもないことをなさって来た人のお話は

ぜひ聞かねばならないのです。

 

そして、

自分でまた考え、

自分も何かをしなければなければならないのです。

 

Impossible を I'm POSSIBLE にするために。

 

 

【参考】

山田清機(ノンフィクション作家)さんが

Web VOICE(PHPオンライン 衆知)というサイトで

 

「パラアスリートの肖像」第6回 全盲のレジェンド <河合純一(日本身体障がい者水泳連盟会長)>

 

という記事を、前・後編に分けて書いています。

 

スポーツイベントと共生社会について、

お考えや興味をお持ちの方、

そして

考えたこともなく興味もない方も

ご一読くださいませ。

 

こういうことが書かれています。

【前編】

ただたんに自分のやりたいことをやってきた結果を、「目が見えないのにすごい」と切り取られてしまうことの裏側には、「普通盲人は、○○はできない」という先入観がある。河合はそう指摘したいのだろう。

 

河合の目に、現在の日本社会はどう映っているのだろうか。

 

「僕は失明をした瞬間に、河合純一君ではなくて、『目の見えない中学生』と呼ばれるようになってしまった。障害者になると、名前を失ってしまうんですよ」

 

【後編】

「ミックスジュースではなくて、フルーツポンチだと言えばわかりやすいでしょうか」

 

「融合」ではなく「混在」。異質なものが溶け合ってひとつになるのではなく、異質なまま混ざり合っている社会。それが、河合の念頭にある共生社会の姿だ。

 

果たして、東京オリンピック・パラリンピックは、異質なものが混在するための仕組みや制度を、レガシーとして残せるのか。

 

全盲のレジェンドは、「幻滅すべき状態」と格闘し続けている。

■山田さんの記事の

・前編は、この下線部をタップしてお読みください。

・後編を読むには、この下線部をタップしてください。

 

***備忘***

 

こんな言葉で表されている行動・活動を、

恥ずかしながら知りませんでした。

 

■ Get Set

■ I'm POSSIBLE

 (この二つの説明は、この下線部をタップ

■リバース・エデュケーション

 (これについては、この下線部をタップ

 

ぼ〜っと生きている自分です。