できる限りきれいに

雨上がりのバラの花。

【花巻温泉バラ園（岩手県花巻市）のバラ。６月24日の撮影です】

雨上がりは

花や葉に水滴がついていて、とてもきれいです。

花が水滴をひきたてるのか

水滴が花をひきたてるのか…

***

一昨日・７月２日も花巻市に行ってきました。

岩手県花巻市の花巻市総合体育館で行われていた

第５回東アジアU-22ハンドボール選手権の

最終日で

男女とも日本対韓国の試合が行われたのです。

大勢のお客さまの大声援のなかでの

男女とも優勝がかかる最終戦。

どちらも、

技術、スピード、力…見ごたえのあるゲームでした。

（戦評がここに→　男子　・　女子、さらに→大会全体成績　）　

女子と男子の試合の間に30分ほど余裕のある時間設定でした。

売店のだんごを冷やかしたり

飲みものを飲んだりとうろうろしていると、

日本女子チームのチーム役員の方が

地元のトレーナーの人と話をしているのが聞こえました。

役：病院を探してくれるかなぁ。

ト：ああ、さっき目の下を切った選手ですね。

　　わかりました。外科ですよね。

女子の日本選手が、

試合中に相手とぶつかって

目の下が切れてしまったことは

私も知っていました。

その選手のことでしょう。

役：うう〜ん、形成外科を探してほしいんだ。

　　できる限りきれいに縫ってくれる先生がいい。

　　まず、形成外科を探してほしい。

ト：はい、あたってみます！

***

できるだけきれいに縫ってもらいたい…

早く練習に復帰できるように、とか

時間をかけずに治療できるところ、とかのリクエストではありません。

こういう気持ちをもって選手をみているスタッフがいるチームは

素晴らしいと感じました。

さすが、日本代表チームです。

さっきは

バラの花を見て

花が水滴をひきたてるのか

水滴が花をひきたてるのか…と思いましたが

コーチの発言を聞いて

コーチが選手をひきたてて、

選手もコーチをひきたてているチームなのだろうと確信しています。

こうありたいものですね。