知っている人が記事になっていました。
安代漆工技術研究センターで安比塗(あっぴぬり)の作家さんを30年以上にわたり育成してきた
冨士原文隆さんが
退職記念講演会を行ったという記事です。
安比塗の先生を
なぜ私が知っているのか不思議に思うでしょう。
冨士原さんは
スキー大会があると、
競技役員として大会運営を手伝ってくださっているのです。
写真の左下にあるのは
去年の2月に八幡平市で行われた
第71回国民体育大会(希望郷いわて国体)冬季大会スキー競技会の
ジャイアントスラローム種目の役員編成表です。
下の方に冨士原さんの名前があります(赤の下線)。
「旗門審判主任」です。
私もしばらくの間、
スキー大会に「旗門審判」としてお手伝いに行って、
冨士原さんの下の下(旗門審判主任→旗門審判班長→旗門審判)で仕事をしていましたので存じ上げているのですが、
コースの上はもちろん、
スキーを脱いでからも、無線機や電気ドリルの充電、旗の乾燥など「次の日の仕事」にも心を配っており
スキー大会でも欠かすことのできない人材です。
考えてみれば
プロの競技役員はいませんから、
仕事の都合をつけて
選手のために大会運営を手伝ってくださる
多くの方々のお力でスポーツ大会は成り立っているのです。
ありがたいことです。
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岩手県が27年3月に策定した
「岩手県文化・スポーツ振興戦略」にも、このような記述があります。
自分ごととして、できる範囲でがんばりたいと考えます。