今朝の
岩手県の地元紙・
岩手日報に
「年越し商戦、価格に異変 県内、不漁や暖冬」という見出しの記事が載っていました。
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この下線部をタップするとネット版が読めます(リンク切れ用心の
pdfファイル)
記事の書き出しはこうです。
県内で年越しや正月の食材の販売がピークを迎える中、不漁や暖冬のため価格に異変が生じている。正月の食材に使われる新巻きザケは、サケの不漁に伴い高騰。
なぜ、新巻鮭の値段が高いのか…皆さんもう忘れてしまっているようですね。
ちょうど、昨日、新巻鮭の件を、私の
facebookで記事にしていましたので、丸写しします。
***丸写し、開始***
■お歳暮と東日本大震災津波■
あ、お歳暮を忘れていました。
はい、今年一年の感謝を込めて、
皆さまに、
三陸・
宮古の新巻鮭を写真でプレゼント。美味しそうでしょ。
ところで、ご存知ですか?
今年の鮭のほとんどは、
東日本大震災津波があった翌年の2012年に放流されて、
四年かけて大きくなって帰ってきた「四年もの」なのだそうです。
2012年は、鮭の孵化施設の多くが被害を受けていて、
極端に放流数が少なかった年で、
今年の鮭の回帰数は少ないだろうと言われているのです。
↓
読売新聞の記事(リンク切れ用心の
pdfファイル)
被災地域は、まだまだ、これからです。
応援をよろしくお願いします。
おっと、
写真は、
岩手県宮古市の
宮古市魚菜市場の風景です。
写真の色がうまく出ませんでした。
***丸写し、終了***
今年の、
「私のしごと作文コンクール」で
岩手県立
不来方高校の谷村友梨さんが、
「あれから4年、私は3.11を忘れない!!」というテーマの最高賞である
陸前高田市長賞を
『あなたの心に「落書き」を』と題した作文で、受賞しています。
このことは、
私が管理している「
不来方高校だより」というブログでお知らせしています。
すでに、
お読みいただいた方もいらっしゃるかと思いますが、
この下線部をタップすると読むことができますので、どうぞご覧ください。
その入賞作文の結びの段落を思い出したのです。
いつか消される日が来るであろう落書き。時が経ち薄れていくこの落書き。これと共に消えていく復興への意欲、災害への危機意識。自然災害と常に隣り合わせの私達は各地で起こる事態に力を合わせて助け合っていかなくてはならない。一時期流行した五輪誘致の言葉「おもてなし」。しかし私達にはそれ以上に大事にしなくてはならない言葉がある。「おもいだし」だ。私が1人で思っていても何も変わらない。これを読んでくださった人が少しでも考えてくれたのなら幸せだ。あの「落書き」のような存在になれたなら──。
今年の新巻鮭が高い理由…思い出さなくてはなりませんね。
(谷村さんの作文の全文は
この下線部をタップすると読むことができます。)