【バナナボート】
青森県の地元紙・東奥日報のWeb版「Web東奥」の見出しを見てビックリしました。
『長さ150mの「バナナボート」完成』 という見出しを見たからです。(リンク切れ用心pdf)
(150mのバナナボート!
何人、乗れるんだべぇ!
どうやって引っ張るんだべぇ!
あ、津軽平野の雪原を走る、新しいイベントだなぁ…
やられたぁ!
でも、すごいの作ったよなぁ!)
記事を読んで、ガックリ。
「バナナボート」はお菓子のことでした。
ギャフン。
黄色い長いゴムボートを想像することしかできなかった、私の思い込みにやられたわけです。
(あ、左上の写真は私のイメージのバナナボートです。新聞記事とは違います。)
【マナーモード】
「マナーモードでメールの時にバイブレーションしないようにできないの?
あなたの携帯が、ウンウンうなっていると、電話だと思って、取りに走ってしまうのよ。」
命令は絶対です。
マナーモードの設定では、バイブレーターをOFFにすると、電話もメールもどちらにも適用されます。
電話で震えないと困るのです。
でも、命令は絶対です。
さまざま試してみましたが、思うようになりません。
(いちいち切り替えるしかないか…)
ウンウンと私がうなっていました。
(あっ!?)
私は、ずっと「マナーモード」で使っていることに気がつきました。
(じゃあ、いつも着信音はならなくてもいいわけだ! 通常モードをいじったらどうだろう!)
通常モードは、自由自在でした。
着信→着信音OFF・バイブレーションON、メール→着信音OFF・バイブレーションOFF で解決です。
とうとう、
私の携帯電話は「通常モード」のほうが「マナーモード」より静かになっちゃいました。
音を出さないのは「マナーモード」と信じきっていた、私の思い込みにやられるところでした。
【有機的に重層的に】
午後一番で会議がありました。
保健福祉部が主催する「子育てにやさしい環境づくり推進協議会」という会議です。
もちろん、
私が委員などであるはずが無く、沢山いる説明員のうちの一人で、一番後ろの列に座っています。
さて、
これまでの経験で「お役所ことばリテラシー」が、結構、高い私ですが、
説明を聞きながら、資料を見ていると、時々、分からない「言葉」や「ことがら」があるのです。
(みんな、分かっているから、いいんだろうな…)
果たして、委員のお一人が最後にこうおっしゃいました。
「説明にも、資料にも、分かりやすい言葉を使っていただきたい。」
わかっている人は、
その業界できちんと概念規定がなされた専門のことばを使っていれば、まちがいがないうえに楽なのです。
でも、わからない人には、ちっともわかりません。
このことばは、皆さん、分かっているはずだ…という思い込みがなせる業でしょう。
(うっ!? 私たちの会議資料や説明もこうなってはいないだろうか…)
ちなみに、私、あちらこちらでよく使われている『重層的な支援』と『有機的な連携』という言葉が、
具体的にどんなことを指すのか、今でも、良くわかりません…。
ですから、この言葉を使いません。
たぶん、誤解されます。
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◇がはははは!
hirafujiさん『重層的に重い』ですよ。
◆だから、その言葉、分からないって言ってるでしょ!
どういうことよ、それ?
◇「おもい込み」と「おもい腰」の両方を併せ持っているでしょ!
ダブルで「おもい」ってことですよ。
◆た、たしかに、それは「重層的におもい」よね…。