がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

女子アルペンの快挙

今日行われた第59回全国高校スキー大会女子スラロームで、平舘高校3年の新里尚子さんが2位に入賞しました。

選手・コーチの方々、ご家族や関係者の皆様、本当におめでとうございました。

女子スラロームで表彰台に立つことは、岩手県勢として本当に素晴らしいことなのです。

尚子、あ、失礼、証拠をお見せします。(ここで調べました)

スキー女子アルペン競技ではインターハイ史上岩手県最高順位。

  H16年度 6位 スラローム 橋本樹里(盛岡中央)

  H6年度 8位 スラローム 七ツ田啓子(盛岡中央)

  S61年度 6位 スラローム 石岡奈々子(専修大学北上)

スキー女子個人競技2種目入賞はインターハイ史上岩手県初。

  H21年度 2位 スラローム・7位 ジャイアントスラローム 新里尚子(平舘高校)

スキー女子個人競技表彰台(3位以内)はインターハイ史上岩手県7人目(延べ)。

  H19年度 3位 女子5kmクラシカル 西舘 真紀(盛岡南)

  S40年度 1位 女子8km 三浦ヌエ(平舘)

  S56年度 3位 女子10km 山本留美子(浄法寺)

  S33年度 2位 女子距離競走 田村紘子(平舘)

  S32年度 3位 女子長距離 田村紘子(平舘)

  S31年度 3位 女子長距離 田村紘子(平舘)

 (参考:女子リレーの表彰台)

   S48年度 3位 女子リレー 平舘高校

   S39年度 3位 女子リレー 平舘高校

   S36年度 2位 女子リレー 花巻農業高校

   S33年度 3位 女子リレー 平舘高校

   S32年度 3位 女子リレー 平舘高校

ちなみにスキーインターハイの男子では

H19年度の大会で、小林潤志郎(盛岡中央)がスペシャルジャンプとコンバインド、

S61年度に安代で行われた大会では瀦@建(雫石)がスラロームジャイアントスラローム

2冠に輝いています。

どうでしょう。 快挙!といって差し支えないですよね。

世界ジュニアチャンピオン・小林選手の活躍といい、今回のアルペン女子の快挙といい、

スキー界では、世界や日本のトップを狙うことが現実的な目標となるレベルにあるようです。

もはや、

「競技人口が少ない」ということは、選手を強くできない理由にすることができなくなりました。

(参考)

 今年の岩手県高校スキー大会(=インターハイ予選)出場者数とインターハイの順位

   ▼スペシャルジャンプ…2人(インターハイ2位ほか)

   ▼コンバインド…2人(インターハイ1位ほか)

   ▼女子スラローム…11人(インターハイ7位と15位ほか)

   ▼女子ジャイアントスラローム…12人(インターハイでは2位と18位ほか)

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今日は夕方、いわてスーパーキッズ発掘・育成事業関連の会議に出席していました。

その会議に出席していた国立スポーツ科学センター(JISS)の方がこう仰いました。

JISSに集まってくる子どもたちの中で、福岡と岩手の子どもたちの能力が高いと感じている。

 スポーツのタレント発掘・育成における『いわてブランド』が確立されつつあると思われる。」

岩手に生まれたこと、岩手に住んでいること、お金がないこと、競技人口が少ないこと…

私たちがすぐに思い浮かべる「勝てない理由」は、もはや理由になりません。

がんばりましょうね。

とはいえ、

今日は、まだ月曜日なのに、すでにヘトヘトの私であります。とほほほほ。