がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

BMIが低すぎる?

盛岡は今日も雪降り 秋田鹿角ではスキーインターハイの最終日です 女子スラローム日大山形高校の岩田選手の優勝。おめでとうございます リザルトを見ると、2本目の前走者がなんと8人も ノッコリと雪が積もっているんだろうな〜。役員・コーチの皆さん雪かき大変だろうな〜というところです さて、 2月5日「がんばれ★Chota」で、世界ジュニア選手権ノルディックコンバインド競技団体戦の宮本選手「0点ジャンプ」の謎に触れましたが、トリノオリンピックノルディックコンバインドのコーチ阿部 雅司さんのブログ「ジュニア団体戦」に次の書き込みを発見
こちらサンモリッツは今日も快晴です。 先ほどジュニアチームの佐藤コーチから連絡があり前半ジャンプで宮本康希選手がBMIルール(体重が1.5kg足りず)で1本目0点になってしまいました。 2本目までに水分等を摂って2本目はなんとかクリアーしたのですがかなり出遅れてしまったようです。
BMIルールについてはジャンプ雪印斉藤コーチのルール解説から抜粋します
過剰な減量による健康への弊害を防ぐため、体重を身長の2乗で割った体格指数(BMI)※1を基準値として設定し、体重が軽すぎる選手は、「体重とスキー板に関する一覧表※2」に基づき、スキー板を短くしなくてはなりません。
そういう事情でしたか。よくわかりました どの競技でも、用品ルールの改訂は選手の健康・安全を確保する目的として行われます このBMIルールも「健康管理」のほか「飛び過ぎによる危険回避」のためのルールだと思われます ところで、マテリアルのチェックについては、選手はもちろんですが、コーチの責任がかなりあると思います 競技前にマテリアルチェックをしてもらえるのですが、その結果で用具を直さなくてはならない場合があります ブーツにインソールを入れているケースなどの「うっかり違反」などもありますが、市販のままで「違反」となっている用具もまれにあります 一昨年の旭川インターハイでは、ジャンプのコーチ・選手が「4ミリ長いんだよ」といいながら、ジャンプスキーの先を紙やすりで削っていましたし 昨年の尾瀬インターハイでも、 アルペンのコーチが麓のスポーツ店の営業時間を無視して押し鰍ッ、ソールを3ミリ削ってもらっていました 「うっかりマテリアル違反」はもちろんですが 総合感冒薬になどによる「うっかりドーピング」にも気をつけたいものです これまでやってきた結果が『0点』『失格』では、だれも納得できないでしょうから 【追:大人の皆さんも気をつけて。飲む育毛剤プロペシア」はドーピング禁止物質を含んでいますよ】