がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

本物の持つ力

スキーインターハイ会場の今日の安比高原スキー場です。係員として現場に行っている人からメールでいただきました。

明日から、私も山に上がります。いろいろな意味で、よろしくお願いいたします。

**********

第48回全国中学校スキー大会福島県山形県で今日から競技開始です。

県勢は

女子クロスカントリークラシカル3�qで沢内中学校の 田中ゆかり さんが準優勝でした。

おめでとうございます。

明日の5�qフリーでの健闘もお祈りしています。「3年連続2種目入賞」達成のために、みんなで応援しましょう!

**********

2月5日のトークショーは、当然、撮影禁止・録音禁止でしたので、ショーの様子を画像でお伝えできずにいましたが、上村愛子選手のブログに写真入りの記事が載っていました。(昨日の記事へのコメントで教えていただきました。)

トークショーとスキー教室の雰囲気がよく伝わってきますので、そうぞ、ご覧ください。

同じページにあるのですが、上村選手は2月3日に長野の善光寺で「豆まき」をしてきたのだそうです。

豆をまいた人は

「俳優の中村雅俊さん、タレントの山田邦子さん、スピードスケート五輪代表・吉井小百合ちゃん」との4人だったのだそうですが、このことからも、すごい人なんだなぁ〜と改めてしみじみと感じた次第です。

いずれにせよ「本物を見る=トップレベルの方のお考えを生で聞く」機会に恵まれたことは本当に貴重な体験でした。

*****

わが職場には、「2011 熱戦再来 北東北総体」の準備・運営に携わっているスタッフがいます。

今日は、スキーインターハイの運営状況を勉強しに八幡平市に行きました。

聞けば、ジャンプを生で見たことがないのだそうです。

田山にある「矢神飛躍台」のノーマルヒルは、たぶん今日が今シーズン最後の使用となります。

生でジャンプを見たことがない人は、選手のスピード、選手が風を切る音、着地の時の音、大ジャンプの時のどよめきなどを知らないと思いますし、どのぐらいの人がレースを成立させるために係員として従事しているかを知らないでしょう。

ジャンプ台に行ってみることを勧めました。

きっと、感動して帰ってくることと思います。

夏のインターハイと冬のそれでは競技や種目や施設が全く異なっていますが、「本物を見た」感動はきっと夏のインターハイの成功の原動力になるものだと信じているからです。

*****

思い出しました。

先月27・28日と「全国高校総体連絡会」という会議があったことはお知らせ済みですが、例によって、27日の夜に皆さんで会食をしました

その中で、各都県からの出席者の紹介がありましたが、東京都の番になったとき、こういう紹介がありました。

「こいつ、沖縄インターハイの総合開会式を見て泣き出したんです。」

聞けば、今年度の新採用職員で、当然、初めてインターハイの総合開会式を見たのだそうです。

会場準備やら集団演技やら係員・補助員の動きやら、選手団の入場やら選手宣誓やら、高校生の歓迎の言葉やら…たくさんのことを見たのでしょう。

本人は、

本物の開会式の素晴らしさを感じて涙が出た、平成26年の関東インターハイも、是非、成功に導かなければいけない…と熱く語っていました。

*****

◇「本物の持つ力」ですね。

◆そうだね。

 やっぱり、本物に触れることは、人の心にものすごい影響を与えるね。

◇そのとおりですね。

 あ、そういえば、その会で、東京の彼が「80人同時ぎゃふん!」を言わせたそうですね。

◆えっ!?

◇東京の彼が最後にこう言ったんでしょう…

 「でも、ここに集まっている人たちと実際お会いしてみると少し不安があります。

   若い人がさっぱりいないからです。これでインターハイは大丈夫でしょうか…。」

◆やられたね。

 これもある意味「本物の力」かも知れないね。