(<二刀流の未来地図>大谷翔平「絶対世界一に、と歩むが勝ち」,NumberWeb→Link) ---では大谷さん自身、ピッチャーとして速い球を投げられるナンバーワンになりたいという気持ちはあるんですか。 170km投げられたらそれは武器になりますから、いいなと思います。でも、170�qを投げられても、ストライクが入らなければ意味がありません。 しかもそれはストライクが取れる170�qなのか、ストライクゾーンを2分割して投げ分けられる170�qなのか、それとも4分割で投げられるのか。そこが重要なャCントになってきます。 170�qを投げられるだけで相当なャeンシャルですけど、そのボールを自分なりに消化して、思うようにコントロールできなければ勝てるピッチャーになれないし、ナンバーワンにもなれないと思います。 (途中を大幅に略) ---何をどう、変えるんですか。 新しい球種を投げるとか、そういうことではありません。効率よく、ムダに動かずに、高い出力を出していく。 これは、ずっと目指してきたテーマですけど、僕には小さいときから力感を欲しがるクセがあって、その感覚をリセットするという意味で、投げない期間があったことは悪くなかったと思っています。 (下線は、平藤)
感染症拡大下のスポーツ/役割を整理する
Thinking about the role of sports under the spread of infectious diseases.
新型コロナウイルス感染拡大防止のために
第72回岩手県高等学校総合体育大会が中止(→Link)
また、
第67回春季東北地区高等学校野球岩手県大会も中止(→Link)になりました。
岩手県教育委員会からは、現在、
通知で、学校の部活動は実施する際の条件が示されていて
たとえば
・自分の学校での合宿練習や、宿泊をともなって行われる県内学校との交流
・県外学校との交流
が禁止されています(→Link)
スポーツ界にいると
大会の中止や活動の制限について、いろいろなご意見を耳にします。
たとえばこんな感じ
1 スポーツは、
する人の体力を向上させ、
みる人にも感動や元気を与える。
今こそ、すべきだ。
2 スポーツは、
人が集まって行われるので、
感染経路になる可能性を持っている。
今は、すべきではない。
3 スポーツは
感染経路にならないように=人が集まらない ようにして行えば、
人の抵抗力を高めることになる。
個人でエクササイズとしてのスポーツを、
今こそ、行うべきだ。
4(参考:感染症予防とは全く関係のない主張)
これまで頑張ってきた子どもたちがかわいそうだし、
歴史ある大会の中止は切ない。
大会をやるべきだ。
***
誰のため、何のために行われるものなのか
今は、何を優先すべき状況にあるのか…などという「解像度」を高くしてものごとを見ると、
理解がしやすいのです。
ということで、
感染症の感染要因から、スポーツの役割を見ることにしましょう。
感染症予防の三原則と呼ばれるものがあります。
�@感染源対策…病原体(ウイルス)をなくす
�A感染経路対策…ウイルスの移動する経路を断つ
�B感受性者(人)対策…人の抵抗力を高める
の3つ(→Link)。スポーツの役割と紐づければこんな感じになるでしょう。
おわかりになるように、
活動の制限や大会などの中止は、感染経路対策として行われているもので、
決して、
スポーツそのものが悪いわけではありません。
むしろ、
感受性者(人)の抵抗力を高めるためには、身体活動による健康の保持・増進が必要です。
今は、どんな時で、
誰のために、何をすべきか…よく確認して動くことが大切です。
アフターコロナのスポーツのために
がんばりますよ、がんばりましょうね!
***
解像度で思い出したお話。