がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

きまぐれ更新 岩手県スポーツ新聞 11/24 ◆日本一の岩手アスリート ◆岩手スポーツクイズ/この木なんの木

◆全国大会優勝の岩手アスリート/ウエイトリフティング

◇ウエイトリフティング◇全日本女子選抜選手権大会
吉田琴乃/早稲田大学/盛岡工業高校卒
 一般女子-87kg級
  トータル・スナッチ・ジャーク 1位

おめでとうございます。
皆さまの引き続きの応援をお願いします。

◇今シーズンの日本一岩手アスリートの一覧は
 この下線部をタップする と見られます。

◆岩手スポーツクイズ/この木なんの木

岩手スポーツクイズ

■問題■この英文表記(This faniture keeps 86.21kg-CO2 of Miyako's sky )がついた木製ベンチとスポーツの関係は何でしょう

This faniture keeps 86.21kg-CO2 of Miyako's sky と木材に書いてある、木製ベンチの写真

■大ヒント■

木材の右端には、この焼き印が

■では正解■

オリンピック・パラリンピックの参加経験を持つ木材

具体的には、
岩手県宮古市で伐採されて
東京2020オリンピックパラリンピック選手村のビレッジプラザの建物に使われ、
大会終了後に解体され宮古市に戻ってきて、
ベンチとして再利用されているという、スポーツとの関係を持つ木材。

素晴しいのは、
市民体育館に置かれていて、
その背後には、
ベンチに使われている木材の経緯や二酸化炭素との関連などの説明書きがあり、
宮古市とオリンピック・パラリンピックとの関係や、
木材と二酸化炭素吸収などの関係が、よくわかるように説明されていること。

岩手県内では、このようにきちんと説明を添えているところはないように思います。
大切なことですよね。

■おまけ■

岩手県でも返却木材の後利用の取組をしています。

www.pref.iwate.jp

①…大会期間中、選手の生活を支える主要施設として活用された選手村ビレッジプラザは、大会終了後に解体され、使用した木材は各地方公共団体に返却されました。…岩手県では、…返却された県産木材を東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のレガシーとして、令和5年4月にオープンした「きたぎんボールパーク」の正面入り口ルーバーなどに利活用しています…

②…岩手県と盛岡市が共同で整備し、令和5年4月にオープンした「きたぎんボールパーク」において、正面入口ルーバーのほか、岩手にゆかりのあるプロ野球選手のユニフォーム等を展示する「展示スペース」や、球場と同じ人工芝を使ったフィールドを「登る・くぐる」など楽しみながら遊べる木製遊具が囲む「キッズスタジアム」に利用しています…

③…利用希望のあった市町村に対し、選手村ビレッジプラザに使用された県産木材を部材として提供…
 遠野市(提供したアカマツ集成材等を加工した遠野木工団地内に「東京2020オリンピック・パラリンピックレガシーアーチ」を設置)
 矢巾町(木製サイクルスタンドを製作し、サイクルステーションに設置予定)など…

④…ベンチの組立キットを製作し、希望する市町村に計78台を配付しました。各市町村のスポーツ施設や公民館等において、関係者が自ら組み立てて利用しています…

こんなに使われていますから、
オリンピックとパラリンピックのマークのついた木材を、どこかで見かけることもあるでしょう。

その時は(ああこれか…)と思い出してくださいね。