がんばろう!岩手のスポーツ

岩手スポーツ応援団長を勝手に名乗る平藤淳の個人的なブログです

いわて県民計画第2期アクションプランでスポーツはどう変わろうとしているのか④運動部活動 その1

「いわて県民計画第2期アクションプランでスポーツはどう変わろうとしているのか」シリーズ第4弾

シリーズの考え方

■いわて県民計画アクションプランが23年度から新しくなること
■その「素案」が公表され、意見募集が行われていること
■意見募集の参考として、現行の第1期アクションプランと第2期アクションプランの変化を明らかにしようとするもの

いわて県民計画第2期アクションプランの基礎知識

■アクションプラン期間は
 第1期が、2019年度から2022年度まで
  (この下線部タップで1期全文)
 第2期が、2023年度から2026年度まで
  (この下線部タップで2期全文)
 なお、県民計画全体は2028年度まで
■アクションプランは4つのプランからなっていること
■そのうちの政策推進プランに着目してスポーツを考えること
■政策推進プランは、10の政策分野からなっていて、スポーツに関する内容は3つの分野にあること

これまでの記事

①11/17up◇はじめに(全体像など) [→ LINK ]
②11/18up◇消えた「超人スポーツ」の文字  [→ LINK ]
③11/25up◇指標から消えた「国体・ジャパンパラ」[→ LINK ]

***

そして、今日は

運動部活動

運動部活動の位置づけ

運動部活動は10の政策分野のうち
 「Ⅲ 教育」の
 「13 【体育】児童生徒の健やかな体を育みます」
として掲げられ、その中に
 「② 適切な部活動体制の推進」として
  位置づけられています。

どう変わるだろうか

運動部活動に関する考え方がどう変わるのかを知るために、
現行(第1期アクションプラン)と素案(第2期アクションプラン)の
「県が取り組む具体的な推進方策(工程表)」の
文章表現と指標を対比してみました。次の図です。

あ、ちっちゃくて見えないですね。
変わったところを書きます。

その1
現行の❶にある
「生徒が生涯にわたりスポーツ・文化芸術に親しむことができるよう」
という文章が、素案にはありません

その2
現行の❷にある
「生徒の人格を傷付ける言動等」が、素案では「ハラスメント」に替わりました

その3
現行の❷にある
「加重な練習」の前に、素案には「心身に」という言葉が付け加えられました

その4
現行の❷は、素案では❹と❷の2項目に分割されました
そして、
現行❷にある
「連携推進会議」が、素案では削除されましたが
あらたに
「中学校部活動の段階的地域移行」を挿入し
そのための連携先として
「市町村の教育委員会や総合型地域スポーツクラブ等の地域団体」が示されています。

その5
現行❹のスポーツ特別強化指定校については
「優秀指導者を長期的に配置し」という具体が
素案では
「制度の推進」という全体的な書きぶりにかわりました。

その6
数値目標はどちらも
「部活動の活動方針について、学校、保護者、外部指導者等が、共通理解を図る部活動連絡会を開催している学校の割合」で
変化はありません。

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疲れたので、今日はここまで。
続きは後日。では、ごきげんよう。