■いわて健康経営認定事業所
岩手県のサイトで
「令和3年度 いわて健康経営認定事業所の認定について」というページ[
Link]を見つけました。
認定の目的などは
県では、健康経営に積極的に取り組む事業所を「いわて健康経営認定事業所」として認定しています。
令和3年度は県内352事業所を「いわて健康経営認定事業所」として認定しました。
この制度は、働き盛り世代の健康づくりを推進するため新たに創設した…略)
とあり、
平成31年度が、128事業所
令和2年度が、264事業所
そして今年度、352事業所 と、数が順調に増えています。
よろこばしい限りです。
■なんで気にしているの
岩手のスポーツは
2019年度〜2023年度(5年間)を計画期間として
岩手県が策定した
「
岩手県スポーツ推進計画」に基づいて推進されています。
(計画のページは
この下線部をタップ)
その建付けはこんな感じで、
1 ライフスタイルに応じて楽しむ
生涯スポーツの推進
(3) 成人のスポーツ機会の充実
�@ 働く世代のスポーツ参画人口の拡大
では
その取組内容としては
「いわて健康経営宣言」事業等の取組の促進やいわて健康経営アワードを充実するなど
という記載のとおり『健康経営』をツールとすることが示されています。
そして
計画の中で最初に示されている指標が
「週1回以上のスポーツ実施率(成人)」であることを見てもわかるように
成人がスポーツをするようになることが計画の一丁目一番地、
最も大切にしなければならないことです。
ですので、
健康経営認定事業所の数は、とても気になるのです。
■増えてはいるけれど
でも、この「352」は全体のどれぐらいなのだろう…と気になりました。
令和元年の「経済センサス‐基礎調査」[
link]によると
岩手県の事業所数は「61,696」とありました。
年度が違って乱暴なことは承知のうえで割り算をしてみると
352 認定事業所(21年) ÷ 61,696 全事業所(19年)= 0.005705
健康経営認定事業所は全体のおよそ
0.6% しかないことがわかりました。
国際大会が開催されたり、
オリンピック内定者がでたり、
ワールド
カップで活躍するアスリートがいたりすることは、とても素晴らしいことなのですが
一丁目一番地の
「働く世代のスポーツ参画人口の拡大」のためのツール「健康経営」を積極的に支援しないといけません。
そのための競技スポーツであるはずです。
がんばりますよ、がんばりましょうね!
■ここだけの秘密
恥ずかしながら、
令和3年度は
10人弱の従業員がいる公益財団法人岩手体育協会は認定事業所に入っていません。
これは!?
と調べてみると、
岩手県内の市町村体育・スポーツ協会、競技別スポーツ団体、スポーツジムなど
スポーツ関連団体・企業の名前が見当たらないのです。
たぶんゼロ…なんだか気まずい。