昨日、私は、休みでした。
お盆休み前の平日に休むと、自分の用事を。たくさん処理することができます。
三カ所の施設の
待っている人がたくさんいる場所で、
フルネームを何度か呼ばれました。
毎度のことなので慣れてはいますが、
(あまり、気持ちのいいものではないなぁ)
とも感じていました。
県立中央病院では、
今はどうかわかりませんが、
プライバシー保護の観点から
「外来患者の番号での呼び出し」が標準で、
面唐ュさいのですが、なんとなく安心していました。
***
ある施設で順番を待っていると、
朝の通勤電車で一緒になる人が、私の前を通って近くの椅子に座りました。
しばらくすると、
知らない名前がフルネームで呼ばれ、
その人が立ちあがって呼ばれた先に歩いて行きました。
(ほう、○○○○さんなのか)
***
今朝の電車に、
昨日の人が載って来ました。
(おお!)
と思いましたが、名前はすっかり忘れています。
というよりも、
実は、昨日、その必要もないので、覚えていなかったのでしょう。
聞いたから知ったという勘違いをしていました。
***
私の向かいには、高校生が座っていました。
部活に行くのでしょう、半そでTシャツとハーフパンツ姿です。
(涼しそうだなあ、でも、熱中症に気をつけないとね)
とちらりと見ると、
Tシャツの胸に、学校名とフルネームが刺繍されています。
(ほうほう、〇〇高校の〇〇〇○っていうのね)
こんなに個人情報を明かしていいのかな…と思たのですが、
今は、学校名しか思い出せないのです。
これは、
見たから知ったという勘違いです。
***
そして思ったのです。
きっと、
この逆もあるだろうな、と。
聞いたから知っているだろう、見たから知っているだろう…
と、自分は、思い込んでいるのではないか、
そして、
その思い込みで相手に失望したり、叱ったりしているのではないかと。
気をつけますよ、気をつけましょうね。